約 3,247,750 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2560.html
「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「オルタナティブ エディションの評価点、問題点、総評の追記」「Alternative Editionの追加エピソード、新モードの補足」です。 このページでは、『バイオハザード5』および『バイオハザード5 オルタナティブ エディション』を扱っています。 バイオハザード5 概要 プロローグ 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 バイオハザード5 オルタナティブ エディション 概要(完全版) 変更点 バイオハザード5 【ばいおはざーど ふぁいぶ】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP/Vista/7プレイステーション4Xbox OneNintendo Switch(*1) 発売・開発元 カプコン 発売日 【PS3/360】2009年3月5日【Win】2009年9月17日【PS4/One】2016年6月28日【Switch】2019年10月31日 定価 【PS3/360】8,800円(税5%込)【Win】7,340円(税5%込)【PS4】2,593円(税別)【One】2,600円(税別)【Switch】3,300円(税10%込) レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 360版のみDeluxe Editionあり 判定 賛否両論 ポイント 舞台は灼熱の大地アフリカ協力プレイありきの内容相変わらず邪魔なQTE薄れたホラー要素TPSとしては高水準Win版には追加 削除要素あり バイオハザードシリーズ 恐怖の原点は、恐怖の頂点へ 概要 バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル第5作。主人公は『コード ベロニカ』以来の登場となるクリス・レッドフィールド。 プロデューサーは前作『4』の小林裕幸氏から竹内潤氏が引き継ぎ、稲船敬二氏が監修を務めた。 初代および『2』に携わった安保康弘氏(ディレクター)や内海秀明氏(サウンドデザイナー)らも参加している。 操作システムを従来シリーズからより洋ゲー向けに修正している為(*2)「洋ゲーを意識して作られた」とよく言われる。 360版のみ、メタルケースの特別パッケージに一部BGMのオリジナル版が収録された「セレクショントラック」が付属する(*3)、数量限定版『Deluxe Edition』が発売されている。 Win版ではCS版よりも敵の数が増える「マーセナリーズ Unlimited」が追加。 マウスでの操作にも対応しており、ある程度のスペックがあれば、高解像度・高フレームレートでの快適なプレイが可能。 一方で、オフラインでの協力プレイやVERSUSモードなど削除された要素もある。また、DLCも長らく未配信だった。 今作は海外版でもランチャーで設定することにより日本語化・字幕表示が可能となっており、国内版に比べて安価であることや対応MODの豊富さ、残虐表現の規制解除等から人気が高い。 2016年6月28日にはシリーズ20周年プロジェクトの第ニ弾としてWin版を基にしたPS4/One版の配信も開始した。 全DLCの他、「マーセナリーズ」と「マーセナリーズ リユニオン」を統合しUnlimitedモードを実装した「マーセナリーズ ユナイテッド」を収録。 プロローグ アフリカの大地に伸びる道を行く1台の車。やがて車はキジュジュ自治区内の近くに停車し、1人の男が降り立った。 クリス・レッドフィールドである。クリスが辺りを見回していると、女性が近づいてきた。 「ようこそアフリカへ、シェバ・アローマよ」 差し出された手を握り返し、クリスは今回の作戦でも相棒がいることを知る。多くの任務をこなす中、失った仲間も少なくない。 この世界は命をかけてまで守る価値があるのだろうか?その自問に、今はまだ答えはない。 だが、クリスにはこれだけは分かっていた。 俺にはやらなければならないことがある。 特徴・評価点 基本システムは『4』がベースであり、これに数々の変更・改良が加えられている。 コンセプトは「相棒」 今回は前作までと違い、シリーズではお馴染みのキャラである「クリス」と新キャラである「シェバ」が、ゲーム開始から終始2人1組で行動する。 そのため、今作では2人で仕掛けを解く、2人で協力して敵を倒す、窮地に陥った相方を助けるなど、互いの協力が必要な状況・アクションが多い。 アクション性の向上 今回の敵は前作と同じく「プラーガ」が大半だが、前作のものの改良型という設定である。 攻撃性や身体能力が向上しており、出現数も多くゲームスピードは前作と比べてかなり早い。 そのため本作ではアクション性がかなり高くなっており、その代表的な例が体術の大量増加。 頭・腕・足で発生する体術が異なり、また正面・背後でも変化、さらには特定クリーチャー固有の体術も多数存在する。 今回は倒れた敵への追い打ちも可能であり、前作のようにナイフでちまちま斬る必要はない。 発生する体術はクリス・シェバで異なり、威力も範囲も全く違う。クリスは大振りだが高威力のパンチ技が大半で、シェバはやや低威力だが広範囲で出が早い蹴り技が大半。 2人で協力して繰り出す体術もあり、発動は難しいが下手な銃器よりも遥かに攻撃力が高く、爽快感も格別である。 先述したように今回は敵が強い上に多く、弾切れにもなりやすいので、この体術を前作以上に活用する必要がある。 瀕死 今回は常時2人1組の行動であるため、即死攻撃といった一部の攻撃を除き、敵の通常攻撃でいきなりゲームオーバーになる事はない。 ライフゲージが0になると「DYING」状態になる。DYINGになったプレイヤーは移動以外の行動が不可能になり、また移動速度も大きく低下してしまう。 体力ゲージとは別にDYINGゲージがあり、体力ゲージが無くなるとDYINGゲージに移行する。 DYINGゲージは時間経過で減少していき、これが無くなるとゲームオーバーとなるため、相棒が回復あるいは蘇生する必要がある。2人ともDYINGになるとその場でゲームオーバー。 そのため、自分の体力とは別に相棒の体力にも気を配る必要がある。 逆を言えば、いくら攻撃を受けてもDYINGゲージが無くならない限り死ぬことはない。 ステージ構成 前作と同じチャプター方式であり、今回はチャプター1-1から6-3まである。チャプター自体は前作より多いが、総ステージ数はほとんど変わらない。 『デビルメイクライ』シリーズのように、クリア済みであれば好きなステージを選択できるため、繰り返し遊んで弾薬・お金・回復アイテム等を稼ぐ事ができる。 武器アイテムの売買は、今回は武器商人ではなく、ステージ開始時やリスタート時に行う仕様。 「ゥウウェルカムウ…!」が聞けなくなったのは残念だが、リスタートでいつでも売買画面に移行できるため利便性が向上している。 武器 武器の数は前作から大量に増加。ハンドガン・ショットガン・マシンガン・ライフル・マグナムはいずれも最低3丁用意され、全て性能や特性が異なる。 これによって武器を選び使う楽しみ、武器を改造する楽しみが大幅に向上している。 特定武器をフル改造すると隠し武器が追加される。この隠し武器自体も前作より多く、中には弾数無限のものもある等非常に強力。 スタンロッドや感知式爆弾といった銃器以外の武器も増えた。特に前者は使いにくいもののかなり強く、弾薬の節約にもなる。 シリーズお馴染みの武器の復活 前作のマインスロアーがリストラされた半面、前作でリストラされたグレネードランチャーが復活。今回は弾薬が6種類と非常に多く、状況によって使い分けられる。 『2』以来久々に火炎放射器が復活。クソの役にも立たなかった従来と違い、イベント武器ではあれどかなり強力で存在感がある。 シリーズお馴染みの隠し武器であるガトリングガンが復活。今回は背中に巨大な弾倉を背負うため前が見えない。しかし弾倉が盾となり背後からの攻撃を防ぐ、という意外な実用性も…。 ゲームクリア後の要素として、対価を支払うことで武器の無限化が可能。隠し武器以外の無限化は『2』のディレクターズカット版以来となる(ただし一部武器は不可能)。 オンラインによる協力プレイ 本作は『アウトブレイク』シリーズ同様インターネット通信によるオンライン協力プレイに対応している。したがって『OB』同様にアイテム画面を出していてもゲームはポーズ状態にならない。 特筆すべきは充実性であり、本編の最初から最後まではもちろん、マーセナリーズ等、ゲーム内のプレイモード全てが協力プレイに対応している。 2人1組というゲームデザインやアクション性の向上もあり、プレイヤーからの評価は非常に高い。もちろんボイスチャットにも対応しており、特にフレンドとワイワイ喋りながらのプレイは大変面白い。 画面分割によるオフライン協力プレイも実装されており、ネットワークに繋げなくてもコントローラーが2つあれば、いつでも協力プレイが可能。 PS3版と360版では仕様が若干異なり、前者は1Pが2人に分身する形となるが、後者は2人が別プレイヤーとして扱われる。 IDやセーブデータの紐付け、2P側で制限される動作などに違いがある。一部は後者が有利だが、全体的に前者の方が面倒の少ない仕様で家族や友人とのプレイには向く。 その他のシステムの変更 所持アイテムは3x3の9つまでで、それが2人分。2人1組というゲームデザインとの兼ね合いかやや少なめだが、「チェックポイントを過ぎる → リスタート」で準備画面に戻れるため、そこまで困る事はない。弾薬も前作と比べて比較的入手しやすい。 今回は敵の数が多い上にゲームスピードが速い、というゲームバランスであるため、前作ではできなかったアイテム画面でのリロードが再び可能になった。 梯子の登り降り中や体術中でも可能であり、上手くやれば円滑なゲームプレイに繋がる。特にマーセナリーズでは必須テクニック。 武器アイテムの切り替えを方向キーの上下左右に振り当てられるようになった。これによりいちいちメニューを開く必要がなくなった。 その他の評価点 グラフィック・モーション関連 グラフィックは当時の国内作品としては最高峰。海外製作品と比べても引けは取らず、細部まで作り込まれている。 モーションも細部まで練られており、例えば敵として登場するワニは捕食時の行動として、獲物に噛みついたまま水中でぐるぐる回る性質「デスロール」が見事に再現されている。更にはクリスとシェバで各銃器のリロードモーションが異なるという拘りぶりである。 シリーズ恒例のコスチュームチェンジも健在。本作のデモシーンはリアルタイムレンダリングなので、きちんと反映される。 BGM・SE関連 「Sad but true」や「Wind of Madness」を始めとしたオーケストラを用いた壮大な戦闘曲が好評。恐怖心を煽るものからプレイヤーを焦らせる緊張感あるBGMまで用意されており評価が高い。 サウンドトラックでは一部の楽曲はアレンジされたデジタルバージョンとなっており、オリジナルのオーケストラ版は360のみの発売だった『Deluxe Edition』付属のセレクショントラックに収録。 細かいことだが、銃器の銃声は全て実銃から収録されており、リアリティと迫力がある。 より充実したやり込み要素 前作ではミニゲームのおまけでしかなかったフィギュア集めは、特定の条件を満たすことで解禁され、対価を支払って購入する仕様になりコンプする楽しみが増した。 賛否両論点 ゲームデザインの変更による弊害 先に述べたように、本作ではオフ/オンライン協力プレイを前提としたゲームデザインであり、それが本作最大の評価点になっている。 しかしこれは裏を返せば、「シングルプレイで遊ぶとそんなにそんなでもない」ということでもある。 協力して戦わないと異常に硬い敵や、助けがないと脱出できない長演出の即死攻撃などは、シングルプレイではむしろマイナスになってしまっている。 仕掛けも協力が必要なものが多いが、2つあるレバーやスイッチなどのギミックを2人で同時に作動させる、片方が足場を確保しもう片方が渡るなど単純なものばかりで捻りが無い。 協力プレイだと大して気にならない要素であり、むしろ共闘感の向上にもなっているのだが…。 ホラーゲームながら、「共闘」という恐怖感を削ぎかねない要素を押し出したへの批判もある。特にシリーズ経験者には戸惑いも大きかった。 とは言え本作は共闘云々以前にそもそも恐怖演出がかなり弱い作風ではあるが。 相棒のAI 前作のNPCであった非戦闘員のアシュリーと比べてはいけないのかもしれないが、今作の相棒は視界の邪魔になったり、自分から発見されに出て行く等と、AIがあまり賢くない場面が目立つ。 相棒に出せる指示は、簡単に言えばオフェンシブとディフェンシブの2種類のみ。 オフェンシブは「ガンガン攻撃してくれるがその分弾を浪費する」で、ライフル以外の武器を持たせている場合ある程度敵に接近する。 本作の弾薬はもちろん有限であるため、低威力の武器を持たせていると頻繁に「弾が切れた!」と悲鳴を上げる(*4)。 放置するとナイフで敵と交戦し始める可能性があるので、弾を分けてやらざるを得ない。一応アイテムの入ったオブジェやアイテムを優先的に壊したり拾ってくれるのだが。 ディフェンシブは「クリスから離れないが攻撃頻度が低い」で、基本的にはこちら。 あまり攻撃してくれないが、その分自分が攻撃役になれば良い。リスクは伴うがスタンロッドを持たせておけばこれを使うため弾薬の節約も可能。 プレイヤーの傍から離れずに積極的に攻撃してくれる指示、及び「この場で待機」は存在しない。そこまで困ることではないが、後者は前作や『バイオハザード0』ではできたことである。 実は「待て」の合図は協力プレイ時に使用可能。何故シングルプレイにも対応させてくれなかった? プレイヤーがDYINGになった際、AIは救助可能な距離でも最速で反応してくれるとは限らない。特にプロフェッショナルではDYINGゲージが凄まじい速さで減るため、僅かな遅れが死につながってしまう。 こういったAIの頭の悪さも、本作のシングルプレイ、ひいては全体の評価を下げる要因である。 なお、AIには「命中精度が異常に高い」「敵の弱点を優先且つ正確に狙う」という特徴がある。従って反動が大きいマシンガンや連射がきかないライフル等との相性が良く、根本的な改善はできないがある程度のフォローは可能である。 ただし、後述のンデス戦(特に難易度の異様に高いプロフェッショナル)については例外。 最適化された動きを要求されることに加え弾丸が無限であるため、AIの特徴と非常に相性が良い。 ここばかりは、攻略記事などでも協力プレイで倒せなければソロでAIと挑戦した方が良い と言われるほどである。 難易度について 難易度はアマチュア・ノーマル・ベテランの3つから選べ、ベテランで全チャプターをクリアするとプロフェッショナルが選べるようになる。 今作のプロフェッショナルは、チャプターセレクト・アイテム引き継ぎ・協力プレイ等の新要素があるためか、前作に比べてかなり難易度が高くなっている。 大きな違いは被ダメージで、例えアーマーを付けていてもほぼ全ての攻撃が一撃DYING(*5)になり、救出できる有効時間もすぐそばにいなければほぼ間に合わないほど極端に短い。 ただし、無限武器を含む強化済みの武器を持ち込むことができ、それによるペナルティも一切ない。「やられる前にやれ」といった感じであり、武器さえあれば前作より遥かに楽である。 問題点 クリーチャー関連 終盤に出現する、近代装備を身に付けた武装兵マジニの存在 終盤はマシンガンやロケットランチャーを装備した武装兵が頻繁に現れ、互いにバリケードに隠れて顔を出しながら撃ち合う事になる。 中には防弾仕様のヘルメットやアーマー、プロテクターを装着した敵もいる。 これらの部位にはマグナムを除く銃器による攻撃がほぼ無効なため、露出している部分を集中砲火するか、そこから体術で追撃する以外に対処方法が無い。 追加シナリオでは、何処とも分からない頭上や視界外から蜂の巣に。囲まれているので、射線を遡って位置を確認する余裕はあまり無い。 TPSやFPSではお約束のシチュエーションではあろうが、このゲームの武装兵は行動パターンや攻略手順が洗練されているとは言い難い。 終いには汎用敵ザコがロケットランチャー(範囲爆発・ほぼ瀕死)を使用するように。当然前述したアーマーを着ている者もいる。 中盤ボス「ンデス」が鬼畜。 こいつが現れるチャプターは固定銃座の照準のみを操作するガンシューティングになるのだが、通常武器禁止に巻き込まれる形で回復アイテムも使用不能になり、大ダメージからの復帰操作も禁止される。防具も効果が無いため、コンプリート難度が極端に高い。 特に最大難易度のプロフェッショナルでは正に鬼のような難易度。 ンデスの攻撃を1~2回食らえば死ぬ上、一部の回避QTEの受付時間は目視してからの入力がほぼ不可能なレベルまで短くなっており、パターンや要領を完璧に把握していても難しいほどである。 シナリオ関連 + ネタバレあり クリスやジル、ウェスカー、スペンサーの扱いに不満を感じる人も。 クリスは本作ではキャラが薄くなっており、シナリオでの見せ場も従来に比べると少なく今ひとつ地味な存在になってしまった感がある。 また、「長い年月が流れた」とはいえ『1』や『コード ベロニカ』時代とは似ても似つかぬほど筋肉がムキムキのゴリラみたいな姿になっていたためファンからは「ゴリス」などとネタ半分で言われたりもしている(*6)。顔つき自体はリメイク『1』の面影を残しているのだが…それにしても全体的な印象はもはや別人である。 その相棒であるジルはというと、発売前の広告は「ジルの墓に詣でるクリス」という図式が公開され、多くのユーザーはジルが死んだと思い「何てことをしてくれたんだ!」と嘆き怒る声が多数上がった。 とはいえ、創作ではよくある「死んだと思わせて実は…」なパターンだろうと察しがついた人もいた。 結局のところ、ジルは今作でも生存している。ただし、ウイルス抗体による影響で髪の色が金髪になり、風貌が変化した上、ウェスカーによって投与された薬物により超人的な動きをみせることから戸惑いの声も上がった。 ウェスカーは過去のシリーズの時点で既に超人といえるほどのアクションを見せていたが、今作では銃弾をマトリックスばりの超高速で避けたり、ミサイルを片手に持って投げつけたりするシーンがあるため「やりすぎだ」と批判されることも。 この超回避はゲームの処理上「暫く逃げ回ってこちらを見失わせるか特定タイミングでカウンターを取るかしない限り何をやっても完全無効」である。この点を鬱陶しいと感じるか、ゲームデザイン上これはこれでありと思うかは人それぞれである。 シリーズ通じて謎に包まれたアンブレラの黒幕であるオズウェル・E・スペンサーが初めて姿をあらわにした(*7)のは多くのユーザーの注目を集めた。 しかし、本編では回想のみの登場でありウェスカーの出生の真相を告げた後に即殺されてしまうので、どのように絡むか期待したファンは肩透かしを食らうことになった。 ただ、この点は追加コンテンツ「LOST IN NIGHTMARES」にて回想シーンに至るまでの内容がプレイできるようになり、大方解消される。 『バイオハザード』として 先述したように今作の敵は「マジニ」という存在である。前作の「プラーガ」の改良型に寄生された人間達。 しかし、実写映画版を意識したのか今作はそのマジニと銃撃戦をしたり、マジニが主人公の乗るジープをバイクに乗って追いかけたりするシーンもあるため古くからのシリーズファンは違和感を感じやすい。 終盤ではマシンガン 防弾アーマーを支給された大量のテロリストと、遮蔽物に隠れながら延々撃ち合う等最近のシューター作品を意識したような構図も目立つ。 つまらない訳ではないのだが、あまり「『バイオハザード』らしい」とは言えない。 ステージの大半が朝や昼など明るい空間なのでシリーズならではの「暗闇の怖さ」がほとんど無い。前作ですら序盤の最後辺りや後半の孤島の研究所で夜の村落や暗闇の研究室の恐怖を味わわせてくれたというのに。 「炎天下の白と黒のコントラストを狙った」という話ではあるのだが、元々真っ暗な夜が舞台だった過去作と比べ、雰囲気が違いすぎてしまう。 数少ない暗闇マップが洞窟だけ。前述の「ンデス」戦のステージも暗いが、残念ながら自由に歩き回ることはできない。 その洞窟はイベントアイテムである投光器を持って目の前を照らしながら進むエリアであり、ほとんど何も見えない真っ暗闇である。我々が求めているのは恐怖を煽る暗闇であり、本当に何も見えないレベルの真っ暗闇までは求めていない。むしろ恐怖よりも煩わしさの方が目立つ。 シリーズおなじみのセーブポイントであるタイプライターが登場しないのもバイオらしさを損なう理由の一端となっているだろう。 一応、中盤で過去のシリーズに登場したクリーチャーの改良版が登場する。 結局は『4』同様「『3』以前の『バイオハザード』とは違うベクトルの作品」といっていい。 本作では難易度を問わず一度クリアしていれば、チャプターセレクトでチャプターと難易度を自由に選んでプレイできる。またそれにより、お金や弾薬などを稼ぐことができる。弾薬を稼げるのは便利と言えば便利ではある。 だが、『バイオハザード』は元々限られた弾薬を節約しながら進む作風なだけあって、そういった稼ぎ行為ができてしまうことも『バイオハザード』らしさを損なっている要因の1つとなっている。 QTE(クイックタイムイベント) 前作で不満の多かったQTE(*8)は本作でも健在。雰囲気を楽しむこのシリーズだからこそ目立つ。 協力プレイ時は双方が成功しないと失敗・死亡判定になる事も多い。仲間内だと盛り上がる要因にもなりうるが、野良相手では空気が悪くなる恐れも。 ランダムで表示されるコマンドの中には□+×があるが、走るコマンドには必ず×が割り当てられており、走っているだけで自動的にコマンドを失敗してダメージを食らうことすらある。 「QTEさえ無ければ(少なくともTPSとしては)良作だった」とまで言われる程。 なお、難易度プロでは戦闘中のワンボタンアクションはコマンド以外のボタンを押したら失敗扱いになる。 アイテムストック・弾薬関連 投擲武器と、グレネードランチャー以外の弾薬を購入できず、敵を倒すか拾い集めるかして地道に収集していくしかない。 中盤以降はともかく、初回プレイの序盤は武器の改造があまり進んでおらず、数回ある雑魚ラッシュも相まって弾薬不足に陥りやすい。 ただし、「所持数が少ないほどドロップ率が上がる」「マガジンの改造で装弾数が全快する」という仕様は前作と変わっていない。 それらに加え、少し面倒だが「チャプターセレクトで簡単なチャプターに巻き戻って弾薬回収後に終了」という手段も取れるので、少し考えれば対処自体は容易である(*9)。 アイテムストック(倉庫)の容量が少ない。54+9x2で全72スロットあるが、各種装備を2人分揃えようとすると最終的には足りなくなる。 縛りプレイや低難易度向けに未改造の武器を用意しておく等、プレイスタイルが広ければ広いほど気になってくる問題である。 対策としては、販売品限定だが「装備ではなく資金を集める」ことである。使う分だけ手元に残して換金、その資金で必要な時に改めて購入するようにすれば十分にやりくりできる。 …とは言えこれもコレクターには厳しく、武器が豊富なだけに辛い仕様であることは間違いない。 マルチプレイ関連 マッチングシステムが粗雑。 ホストとしてセッションを立てる際、「部屋名・説明文」「回線速度」「国・地域の制限」「ボイスチャットの有無」といった重要な要素を設定できない。 知人とプレイする分には気にならないだろうが、所謂「野良マッチング」においては致命的。 クライアントがどんなプレイヤーなのかは来てみないと分からず、ラグが酷かったり、強制ONのボイスチャットで環境音や外国語を垂れ流されることもある。 クライアントとしてセッションに参加する場合、上記のうち「国・地域の制限」のみ指定でき、ホストの大まかな回線速度も検索結果に表示される。 マルチプレイ全般に「回復アイテムを持っていると味方の救助が遅れる」という謎の仕様が存在する。 正確には「回復アイテムで救助する際、体力回復の瞬間までDYINGゲージが減り続ける」というもの。 回復アイテムが無い状態で救助する、またはAIが回復アイテムでプレイヤーを救助する場合は、発動した瞬間にDYINGゲージの減少が止まる。 プロフェッショナルではDYINGゲージが凄まじい速さで減るため、協力プレイで「ボタンを押したのに救助失敗」という現象が多発する。 マーセナリーズ関連 前作よりキャラ・ステージが大幅に増加した他、体術で敵を倒すとタイムボーナスが入る等の変更点によって、戦略性が増している。 しかし、使用キャラ自体は増えたが同一人物のコスチューム違いが大半であり、キャラ単位で数えれば実質4人になってしまっている。 ゲームプレイに直接影響を与える事ではないが、前作では全員に用意されていた専用BGMが、本作では共通BGMしかないのも気になるところ。 キャラ格差も激しく、特にクリスとシェバは装備が貧弱で、本編との兼ね合いのためか体術の威力も低めに設定されている。 特にシェバは「低威力・広範囲」という味付けと、全体的に癖が強い装備構成が相まって、使用キャラの中でも使い辛さが際立っている。 一方でウェスカーは装備が比較的良く、ヘッドショットから派生する体術「先崩掌打」が高威力かつ寄生体の出現防止と高性能。 「HPを少し消費して高速移動できる」という彼限定の特殊システムもあり、スコアランキングでは1人だけ抜きん出てしまっている。 本作は前作と比較して即死攻撃を持つ敵が多いため、一部ステージの難易度がかなり高く、ステージ間のバランスはあまり良くない。 先述の通り、本作はマーセナリーズでも協力プレイが可能でそれが楽しい反面、協力プレイでなければ大して面白くないとも言える。 この即死攻撃の多さも、協力プレイなら共闘感と緊張感に繋がるが、ソロプレイだと理不尽さと煩わしさを感じさせやすい。 地味ながら気になる問題点として、装備スロットの推奨配置が本編とマーセナリーズで統一されていない。 本編では1丁目の武器が上・2丁目は左・3丁目は右に自動的に配置されるが、マーセナリーズでは左・右・上と配置されている。 両方満遍なくプレイしているような場合だと武器切替時に混乱しやすく、どうせなら統一してほしかったところである。 詳しくは後述するが、後に使用キャラを増やした上でバランス調整施した「マーセナリーズ・リユニオン」が追加された。 こちらは武器構成・敵のHP・キャラ間のバランス・体術の威力等が高次元でまとまっており、プレイヤーからの評価は非常に高い。 ただしHD版ではリユニオンと統合されてしまい、通常のマーセナリーズをプレイできなくなってしまった。また、統合によりクリスやシェバ(リユニオンで登場したコスチュームを除く)の性能の低さがより際立ったという問題も。 その他 前作同様基本武器の照準はレーザーポインターのみになっているが、やや斜め後ろからの視点のせいで「狙い難い」と言う声も。 ちなみに、機銃などの固定武器はレーザーポインターでは無く小さな赤い丸の照準が出る。それを基本武器にも反映させてくれれば…(*10)。 アイテム画面で武器のリロードができるようになり、円滑なゲームプレイが可能になった反面、武器改造でリロード速度を上げる意義が薄れた。 体術モーション中等の短い時間にアイテム画面リロードを行うのは少々難しいが、慣れてしまえばリロード改造の必要性がほぼ無くなる。 前述の通り各武器の弾薬を無限化可能だが、無限化させると装填速度と装弾数が意味を成さなくなるため、同カテゴリの武器で上位互換・下位互換が発生してしまう。 リロードの速い武器や装弾数の多い武器は長所を殺されてしまう一方、装填速度や装弾数以外が優秀なハイドラのような武器が有利になりがち(*11)。 もっとも、無限化自体が任意で選択できるいわば公認チート要素であり、無限化を前提に評価するべきではないのだが。 無限化を前提とするならば、大抵のシーンにおいてロケットランチャーが最強となってしまう。 無限化を考慮しなければ装弾数の多い武器には「弾薬でインベントリを消費しない」という利点が生まれるため、ある程度の差別化はできている。 対戦モードであるVERSUSモードは上記のマーセナリーズのシステムを対戦用に調整しており、最大4人プレイにも対応している。 プレイモードはマーセナリーズのように敵を倒してスコアを競う「SLAYERS」とプレイヤー同士で戦う「SURVIVORS」がある。どちらも2VS2のチーム戦対応。 「SLAYERS」は敵を倒し続けるとマジニが枯渇してしまい、高スコアの中ボスも数体しか湧かないためポイントが有限で逆転が難しい上、プレイヤー同士での攻撃も通るのでプレイヤーキル(PK)が可能。 初期からPKに対して強いショットガンを持っているキャラも多く、もし殺し合いになったらショットガンを持っていないキャラは一方的に殺されるしか無い。 同時に仕返しも多発してゲームが崩壊しかねないため、部屋ごとにローカルルールでPKを禁じている場合も多い。 「SURVIVORS」は長時間怯む焼夷手榴弾、爆風で動きが止まった隙に狙い直す → 転ばせて追撃できるグレネードランチャー炸裂弾などの凶悪さが目立ち、しかも焼夷手榴弾は特定キャラの初期装備となっている。 アイテム配置はマップ毎に数パターンしかなく、救急スプレーが1箇所に複数まとめて置かれていたりとバランスが悪い上、梯子を上る動作に無敵がなく上階の相手を攻めるのが非常に難しい。 上級者が自重しない場合、装備を占有したうえで高所に籠もるという一方的な展開になりがち。 どちらのモードも部屋名や説明文を書く、特定の武器を禁止にするといった機能がなく、初心者はなす術なくやられることが多いため野良試合で腕を磨くことが難しく、上級者同士であっても結局は諸々を自重した側が不利になるだけ。 ボイスチャットの音質が悪く意思疎通の手段として役に立たない上、他プレイヤーのボイスチャットをOFFにできないため、罵詈雑言を防ぐにはホストが該当プレイヤーをキックするか自分がセッションを抜けるしかない。 スプリットプレイの開始が途中参加のみ。キャンペーン開始時のソロ・CO-OPを切り替える設定項目にスプリットプレイが無い。 弾稼ぎ・金稼ぎなどチャプターセレクトを利用して同じチャプターを繰り返しプレイする場合、スプリットプレイだとチャプターを開始する度にボタンを押して2Pを参加させる必要があり面倒。 家族と肩を並べてプレイするような環境を想定していない節がある。 総評 前作からの大きな変更がない分、安定感のある続編として仕上がっており、単体のTPSとして見れば十分に遊べる出来である。 やはりQTEが多いという問題点はネックだが、バランス等も決してソロプレイでクリアできないものにはなっておらず、むしろ(最高難易度を除けば)かなり良好な部類である。 しかし「次世代機の『バイオハザード』」としては幾分パンチに欠け、『4』からさらに進化した作品を望むユーザーの期待に添う出来には至らなかったようだ。 「下手に内容を変えるよりは…」という意見もあるが、大きな進化が無い分逆に細かな粗が目立ってしまった感じはぬぐえない。 またTPSの操作性で作ると語るものの、操作性どころかジャンルの本質までにも影響されてしまっており、シリーズとしての印象を抜きにしても「ホラーゲーム」要素の少なさは流石に擁護のしようがない。 ただし前述のように本作の評価はユーザーによって正反対であり、またソロプレイか協力プレイかで評価も大きく変わるので、限られた目線から評価するのは安直すぎるだろう。 そういう意味で、賛否両論作品とするのが最も適当かと思われる。 余談 上述のように賛否分かれる評価・結果となったが、売り上げは好調で、シリーズ最高クラスを記録している。 2008年にトレーラーの公開に伴って、アフリカ系の黒人が変貌したクリーチャーを白人男性である主人公=クリスが殺していくという内容を、人種差別的な観点から問題視するブログ記事をアフリカ系の女性が投稿し、それを受けてネット上で議論が起きた。 「黒人じゃなかったらいいのか?」といった反対意見も多く出た他、人類学の専門家からは「これらのクリーチャーは第三者の企業に操られている被害者でもある」「現実のアフリカの歴史的問題とはかけ離れた描写がされている」として、人種差別ではないという擁護もされている。 またトレイラー公開時点では、本作のもうひとりの主人公であるシェバなどのアフリカ系のキャラの多くも発表されていなかった。 この騒動を受け、カプコンのシニアPRマネジャーであるメロディ・ファイファー氏は「差別問題についてより一層の配慮を考慮していく」という旨のコメントを残している。 一応、開発陣からは本騒動が内容になんらかの影響を与えたことは否定されているが、前述のトレーラーに登場するマジニが全員黒人だったのに対し、実際のゲームでは黒人以外の見た目(北アフリカ系?)のマジニも登場する。 360版のCMには芸能人の温水洋一、栗山千明の両氏が出演。一方、PS3版のCMは作中シーン中心の構成となっていた。 2009年3月16日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』において、本シリーズをやり込んでいるシルバーゲーマーとして有名な加山雄三、鈴木史朗の両氏が即行で買ったゲームであることが判明している。 2011年2月17日に発売された『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』にクリス・レッドフィールドとアルバート・ウェスカーが本作の姿で参戦した。 ちなみに、ウェスカーは『ロスト プラネット 2』のDLC版で登場している。ジル・バレンタインも『MARVEL VS. CAPCOM 2 New Age of Heroes』とは全く違った性能で本作の姿でDLCとして登場した。 3DSで発売された『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』では、クリスと回想シーンのジル・ウェスカー(別衣装でウロボロス感染版)が登場している。 このゲームの発売前後にて製作者ではなく広報からだと思われるが、ゲーム内容について「(敵を)バリバリと殺しまくれる爽快感をお楽しみください!」というのが猛批判を浴びて謝罪をしている。 マジニというクリーチャーではあるが、主語を飛ばしている為に「殺人を楽しむゲームと勘違いされてしまう」「趣旨が異なる」と非難された。ユーザーとの乖離が垣間見えてきた一例。 バイオハザード5 オルタナティブ エディション 【ばいおはざーど ふぁいぶ おるたなてぃぶ えでぃしょん】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション3 発売/開発元 カプコン 発売日 2010年2月18日 レーティング CERO D(17才以上対象) 定価 4,990円 廉価版 PS3 the Best 2010年11月11日/2,990円ダウンロード 2012年3月29日/1,900円ツインパック 2012年3月15日/5,490円 判定 賛否両論 恐怖の記憶が、いま、蘇る。 概要(完全版) 2つの新エピソードと新モードを追加した完全版。新要素分のトロフィー・実績が20個追加されている。 無印版に収録されていた特典映像はない。なお、副題の「Alternative」は二者択一を意味する。 無印『5』は360版も存在したが、こちらは日本では販売されなかった。 おそらく日本に限り360がマイナーハードだったことから、 販売が見送られたものとみられている(*12)。 とはいえ、無印を持っていればDLC購入で同様の内容にすることができた。 なお、海外では360でもパッケージ版が併売されている。 変更点 セーブデータは無印版のものを使用できる。また、無印版を購入したユーザー向けに追加要素が有料DLCとして配信されている。 追加エピソードの1つである「LOST IN NIGHTMARES」は、本編でわずかしか語られなかった部分を補完する内容であり、従来の『バイオハザード』の雰囲気が出ているとファンからの評価は高い。 過去作のように扉を開ける際に演出が入ったり、特定の操作を行うと従来の固定カメラに切り替わるというファンサービスもある。 弾の数が相当少なく、中ボス格の敵が多数出現するため、ストーリーをクリアしたノリでプレイすると痛い目を見る事になる。 ちなみにオンラインは現在ほとんど人がいないため、フレンドと一緒にハラハラしながらするのが一番いいだろう。 もう1つの追加エピソード「DESPERATE ESCAPE」は、本編の裏で起こったジルとジョッシュの脱出劇が描かれる。 前述の「LOST IN NIGHTMARES」とは対照的にアクション特化の内容であり、本編に登場した様々なマジニが大量に押し寄せてくる。 新モードの1つである「THE MERCENARIES REUNION」では久々にバリーとレベッカが参戦しており、ファンを大きく喜ばせた。 キャラクターが増えただけでなく細かなバランス調整が施され、かなり遊びやすくなっている。プレイヤーからの評価は高い。 Win版は追加コンテンツが未配信で、完全版も発売されていなかったが、2015年3月26日にSteamでGOLDエディションとして配信された。 PS3版はPlayStation Move対応。 2010年9月14日のアップデートにより対応(ベスト版は最初から対応済み)。同年10月21日には同封版である「スペシャルパック」も登場した。 元々モーションコントローラによる操作はWii版『4』で好評を得ており、またPS Move自体の性能の高さも相まって直感的且つ快適な操作が可能となっており、プレイヤーからの評価は上々。 2012年3月15日に発売されたツインパックは廉価版『オルタナティブ エディション』と『リバイバルセレクション』のセット。 ちなみに、『リバイバルセレクション』も廉価版となったツインパックも後に発売されている。 2012年3月29日からダウンロード版の配信が開始された。 フルインストール式なのでパッケージ版と比べてロード時間が早く、SSDを使用すればパッケージ版の7秒前後から2秒前後にまで短くなる。
https://w.atwiki.jp/evil5/pages/19.html
検問所 CheckPoint 1 2 CheckPoint 1 2 3
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15636.html
登録日:2010/11/27 Sat 19 33 02 更新日:2024/06/20 Thu 13 12 19 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 0 2002年 CAPCOM GC Nintendo Switch PS3 PS4 Steam Wii Xbox One Xbox360 XboxOne くぱぁ アワビ祭り カプコン ゲーム ゲームキューブ トーセ ニンテンドーゲームキューブ バイオハザード バイオハザード0 パチンコ化 パートナーザッピング ヒル レベッカ×99 前日譚 強力な武器=無双モード 最初で最後のエドワードの勇姿 本当の始まり 杉村升 NINTENDO GAMECUBE用ソフトとして発売された『バイオハザードシリーズ』の5作目。 後にWiiにも移植された。 【概要】 第一作『バイオハザード』の前日譚に相当し、時系列上一作目の前日から同日に渡って起こった事件を描いている。 よくあるエピソード0モノと同じく1をプレイしていること前提なのは勿論、『2』に登場したキャラやステージ(厳密には模したもの)もある。 なので前提知識としてその二作はプレイ済みであることが望ましい。 元はNINTENDO64用ソフトとして開発されていたが、64の衰退に伴い開発を中断、GCでリメイクされた初代の後に発売された。 本作の新要素としてパートナーザッピングシステムがある。 これはプレイヤーキャラであるレベッカとビリーのどちらかを操作し、時に一緒に行動したり、時に別行動したりして進んでいくシステム。 操作キャラは任意で交代でき、一緒の時はついてくるor待機、攻撃するorしないを選択できる。 ……しかし攻撃させるとすぐに弾を使い果たしてスッカラカンになり、逆に攻撃させないと最短距離を進むため敵の目の前に突撃するポンコツAIだったため… 結局、戦闘が得意なビリーが単独で進み、謎解きなどで必要な時だけレベッカに後を追わせるのがスタンダードなプレイスタイルになると言う本末転倒な結果となってしまった。 スタッフもそれに気づいていたのか、強制的に単独行動になる場面が多い。 (ちなみに『バイオハザード5』でも若干改善はされているものの相変わらずのへっぽこAIだったりする。しかも単独行動不可) また今作ではアイテムボックスが廃止され、アイテムは自由に置けるようになった。 アイテム欄が埋まってる時にアイテムボックスまで行かなくても、その場でいらないアイテムを置いて取れるようになったが、 あまり変なところに重要なアイテムを置いてるとわざわざ取りに行かなければならなくなるため注意。 ゲームシステム的には微妙な点も多いが、ストーリー的にはそれなりに評価されている。 エンディングはせっかくの爽やかさ台無しな終わり方をするが。 HDリマスターでは日本語吹き替え音声も収録されている。 【ストーリー】 1998年7月23日。 ラクーンシティ郊外で頻発する猟奇殺人事件の調査のため、ラクーンシティ警察から特殊チーム・S.T.A.R.S.のブラヴォーチームが派遣される。 ヘリがエンジントラブルで不時着したことから周辺調査を行う中、横転した護送車とMPたちの死体を発見した一同は護送中の死刑囚ビリー・コーエンの仕業と断定、チームは散会し捜索を開始する。 それから間もなく新人隊員のレベッカは近くで停止した真新しい列車"黄道特急"を発見するが、内部は荒れ果て乗客は死に絶えていた。 そしてレベッカは突如動き出し死体=ゾンビの群れに襲われるが、その窮地を救ったのは逃走中の容疑者ビリーその人だった。 次々に現れる怪物たちから逃れるためレベッカとビリーは協力するが、やがて二人はアークレイ山中で古びた建物を発見。 その建物は閉鎖されたアンブレラ社の幹部養成所だった…… 【主な登場人物】 ★レベッカ・チェンバース 主人公。 今回が初作戦となるS.T.A.R.S.ブラヴォーチームの期待のルーキー。 戦闘は若干苦手だが、卓越した薬学知識とどんな状況でも諦めない不屈の意志を持つ。 クリア後のコスチュームチェンジはリメイク1のウエスタンと、ギリギリローライズのレザー。 ★ビリー・コーエン もう一人の主人公。 元海兵隊員で、作戦中に23人の無罪の民間人を殺した罪で死刑判決を受けていたが、護送中に脱走して潜伏していた列車内でレベッカと行動を共にする。 薬学知識がない(ハーブの調合もできない)ことを除けば、戦闘は得意、ピアノも弾ける、重いものも押せると素敵なところばかりのいい男。 ヘタレなところがある男主人公が多いバイオでは、純粋にかっこいい男主人公。 コスチュームチェンジはどう見ても悪役なグラサンにジャケット。 ★アルバート・ウェスカー お馴染み厨二病グラサン。 閉鎖されていた幹部養成所の再利用計画のために探索部隊を率いて潜入していたが、ヒルによって部隊は全滅してしまう。 その後、アンブレラを裏切ることをバーキンに告げて立ち去る。 ★ウィリアム・バーキン 2で登場したあの人。 ウェスカーと共に潜入しており、裏切ることを告げたウェスカーをそのまま見送った。 今作でウェスカーとは同期であり、ライバル扱いされていた事実が判明する。 ★ジェームス・マーカス スペンサー、アシュフォードと共にアンブレラを創立したメンバーで、研究していたヒルを用いて始祖ウイルスからTウイルスを発見した人物。 また幹部養成所の所長でもあり、ウェスカーやバーキンも教育した。 極度の人間嫌いである反面、研究対象のヒルに異常な愛情を注いでいた。 冷酷で人を人間扱いしない態度の持ち主であるが、幹部候補生までも実験体にしたのが問題視され、10年前にウェスカーとバーキンに謀殺されるが…… ★エドワード・デューイ 今まで手だったり消息不明だったりしたS.T.A.R.S.ブラヴォーチーム隊員。 ケルベロスに襲われて重傷を負い列車に避難した。 しかし最終的に…… ★エンリコ・マリーニ S.T.A.R.Sブラヴォーチーム隊長。 レベッカとは別行動だが研究所に潜入しており、再会する。 ★その他のブラヴォーチームの皆様 OPで1では死体だったケネス、フォレスト、ケビンを含め生前の元気な姿を見ることができます。それだけ。 ★謎の美青年 各所に出没する謎の美青年。 美しい歌声を持ち、それでヒルを操っているようである。 その姿は若かりし頃のマーカスに似ている。 謎の美少年とは無関係。 【主なクリーチャー】 ●ゾンビ 毎度お馴染みゾンビ。 今作ではクリムゾンヘッドにはならないが、全体的に攻撃力が高め。 なお捕まれてもパートナーに撃ってもらえば脱出できるが、掴まれた時点でダメージが発生している。 ●ケルベロス 毎度お馴染みゾンビわんこ。 今作もリメイク1と同じくハンドガン程度ではひっくり返らない。 また今作では即死攻撃まで持つ。 Tウイルスに限れば恐らくシリーズ最強のゾンビ犬。あくまでも犬なので雑魚だけど。 ●クロウ いつものカラス。 ●プレイグクローラー Tウイルスで昆虫を改造したB.O.W. ヤゴのような姿をしており、鋭利な腕で攻撃してくる。 何気に即死攻撃持ち。 ●ジャイアントスパイダー いつもの大クモ。 ●エリミネーター 覆面パンツのエミリーではなく猿をTウイルスで改造したB.O.W.。 毛皮が裂けて露出するほど発達した筋肉により高い身体能力を持つ。 その敏捷性、ショットガンでもなかなか死なない耐久力、複数での連携攻撃はかなりの脅威で、ある意味ハンター以上の強敵。 ●ハンター そのハンター。 リメイク1とほとんど同じ。 とある場所を除き1対1に持ち込みやすいので、よほどのヘマをしない限りは強敵なイメージは少ない。 ●ラーカー カエルにTウイルスを投与したもの。 能力自体は雑魚だが長い舌で足を巻き取り呑み込もうとする。呑み込まれたら当然即死。『3』のハンターγの恐怖再びである。 こいつとだけは仲間と一緒に対処したい。 ●スティンガー Tウイルスで巨大化したサソリ。 その大きなハサミ、鋭い尻尾(毒はない)から強敵に見えるが、実は巨大化の弊害で頭部の外殻が脆く弱点になっており、 そこを攻撃されると怯んで後退するため、ナイフで下向きにチクチクしてればノーダメで倒せるバイオ史上最弱のボスキャラ。 ●センチュリオン Tウイルスで巨大化したムカデ。 レベッカを拘束された状態で、ビリーでのタイマンになる。 一定時間内に倒せないとレベッカが死亡してゲームオーバー。 ●インフェクティッドバット Tウイルスで巨大化したコウモリ。 飛びかかりや小さいコウモリを呼んで攻撃する。 グレネードで短期決着をつけたいが、飛んでいるため攻撃を当てづらい。 ●プロトタイラント 1のタイラントの前に開発されたタイラントで、研究所に廃棄されていたが蘇った。 ウィルスの効果が強すぎたため、全身の至るところが腐り落ちて骨まで露出している。 槍のように1本だけ伸びた爪が特徴。 左利きが多いタイラントの中では珍しい右利き。 他のタイラントと違い制御性は完全にゼロで、その攻撃性はまさしく「暴君」。 ●ヒル マーカスが研究していたTウイルスに感染したヒル。 ゲーム中ではプチプチ踏み潰す対象。 ●擬態マーカス ヒルが集合し生前のマーカスの姿をとったもの。 プレイヤーを感知すると擬態を解きおぞましい人型の姿で襲いかかる。 擬態解除に時間がかかる為逃げるのは容易だが最初から解除してるのもいる。 倒すとヒルが爆発するように吹っ飛んで大ダメージを与えるのが脅威。 下半身を攻撃して倒すか、火炎瓶や火炎弾による攻撃で倒すと爆発を阻止できる。 ●女王ヒル第1形態 謎の美青年を構成していたヒルが、その意識を乗っ取り異形の姿となった形態。 こいつとは強制的に二人で戦うため、ヒットアンドアウェイよりごり押しした方が早かったりする。 ●女王ヒル第2形態 ダメージを受けた女王ヒルが巨大化し這いずるようになった状態。 無敵の耐久力を持つが日光が弱点なので、レベッカがハッチを開ける間にビリーが撃って引きつけるのが仕事となる。 【主な武器/アイテム】 ●ハンドガン レベッカとビリーがそれぞれ違う形状のハンドガンを持っている。 性能に差は無く、意味は無いが交換して使用する事も可能。 ●火炎瓶 空き瓶とガソリンを組み合わせると使用可能な使い捨て武器。 ヒル相手に効果的で、グレネードの火炎弾を節約する意味でも序盤は有効。 ●マグナム/マグナムリボルバー 4以前では珍しくマグナムが二種類あり、通常手に入るマグナムハンドガンと条件を満たして使えるマグナムリボルバーがある。 ショットガンやグレネードは反動が大きく、レベッカでは回転率が悪くなるため採用されがち。 ●グレネード 榴弾・火炎弾・榴散弾の三種類ある。 ●サブマシンガン 条件を満たすとビリーが初登場時から所持している。 専用弾倉が必要だが入手機会はそれほど多くなく、却って重宝し続けるのが悪手になる可能性もある。 ●ロケットランチャー シリーズお馴染みの最強武器で、通常シナリオでは一切出てこず条件を満たす場合のみで解禁される珍しい例。 レベッカが最初から所持しており、デザインは1リメイクに近しいタイプ。 ●フックショット 序盤に手に入るキーアイテムで、姿形は大型の武器に見えるが作中では一切その用途で使用できない。 梯子を破壊された所の上階に行くために使用するのだが、3か所しか使わないくせに序盤~中盤まで必要で、しかもアイテム欄を2枠取るという仕様から多数のプレイヤーから蛇蝎の如く嫌われている。 ●ハーブ類 本作でも緑・赤・青の3種類を獲得できる。 ただし調合はレベッカしかできず、ビリーは不可能な点には注意したい。 ●白の像/黒の像 養成所ステージで必要となるキーアイテム。 そのままだと意味が無く、それぞれGOODの書とEVILの書を手に入れて翼を取り出し、GOODの像とEVILの像にしなくてはいけない。やたらややこしいな。 見てからに対となっているアイテムなので、EVIL=悪魔に対してGOODはおかしくないか?と疑問を持つのは常。 【備考】 クリア後に養成所内に散らばるヒルのオブジェを集めるミニゲーム、リーチハンターがプレイでき、集めた数に応じて特典アイテムを貰える。 実は洋館事件を起こしたのは謎の美青年。 ビリーは洋館事件以降の足取りが一切不明。 『バイオハザード2』64版では、「ビリーの死体を発見し、翌日回収しようとしたがゾンビ化して移動したのか死体を発見できなかった」というレベッカの(虚偽)報告書が発見されており、今作のエンディングにてこの報告書作成に繋がる伏線が拾われた。 レベッカも長らく足取りが不明であったが、『BIOHAZARD THE STAGE』および『バイオハザード ヴェンデッタ』でようやく生存が確認され、現在は大学教授とB.S.A.A.のアドバイザーを兼任していることが判明した。年齢は30代になっているが、初登場時とほぼ変わらず童顔で若々しくピッチピチ また、『BIOHAZARD THE STAGE』でソフィー・ホーム役を演じたRaychell氏はのちにHDリマスター版『0』のテーマ曲を歌っていた。 追記・修正はレベッカとビリーの行方を知ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ビリー再登場しないかな -- ☆ (2014-08-13 18 22 04) ストーリー評価されてなんかないだろ。普通にブラヴォーチームとしての活躍を見たかった人がほとんどだけど。 -- 名無しさん (2014-11-04 09 15 31) バイオの洋館事件の前にあんな大量のヒルを操るやつがいたとか、無理がありすぎ。 -- 名無しさん (2014-11-04 09 18 06) クリスやレオンみたいに10年以上バイオハザードに巻き込まれてないだけ彼女はある意味では幸せかもしれない。 -- 名無しさん (2014-11-11 11 09 00) 女王ヒルはある意味でハイスペックなBOWだな -- 名無しさん (2014-11-11 11 16 06) 何気にビリーって、26歳で少尉になってたんだよな。あの若さで尉官クラスまで出世する辺り、実は文武両道のエリートなのかもな。 -- 名無しさん (2015-01-04 22 40 02) 最近のしょこたんがマーカス所長のごとくヒルに愛情を注いでるとか -- 名無しさん (2015-02-06 18 51 15) レベッカまた出ないかなー。リベレーションズ3くらいで -- 名無しさん (2015-09-29 13 39 41) ↑ 3 キャリアはよく解んないけど、上官ほかほぼすべての隊員が狂ってた中一人人道的な行動をしていたあたり、育ちはよさそう -- 名無しさん (2015-10-04 11 47 46) ↑×2 新作のCG映画でレベッカが再登場するよ -- 名無しさん (2015-10-20 22 48 50) レベッカ20代通り越していきなり30代かよ -- 名無しさん (2016-06-03 11 08 10) 謎の「美」青年ってヒルのくせにおこがましい。 -- 名無しさん (2016-06-30 20 00 18) レベッカ再登場と聞いて歓喜した、大学教授兼バリー同様BSAAアドバイザーになってるとのこと。 -- 名無しさん (2016-12-13 18 09 12) 実写の6作目でマーカスが登場したけど、ゲーム版とは逆に善人 -- 名無しさん (2017-01-05 18 03 23) リマスターでのレベッカの服の数は製作者の愛情 -- 真由香 (2020-02-10 21 12 56) 列車の非常ブレーキを作動させるにはまず磁気カードを持って最後尾に行く→装置にカードを差して謎解き暗証番号打つ→運転席に連絡する→運転席で同じ謎解き暗証番号打つ→やっと非常ブレーキ使えるようになる。とかいうふざけた装置だしそんな危ない電車絶対に乗りたくない -- 名無しさん (2021-03-04 18 54 02) 「小さな生物が集まって人間そっくりに擬態し、記憶まで全部継承する」なんて特徴も初代~3・CVまでのBOWと比べたら浮いていたヒルだけど、後年になってこういう小さなBOWの集合型がちょくちょく出るようになるっていう -- 名無しさん (2021-06-03 02 57 44) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2021-10-05 09 06 05) 擬態マーカスをナイフで倒してる人いて改めてナイフプレイの凄まじさを実感した…… -- 名無しさん (2022-03-06 17 17 17) 0の地獄を生き延びた後そのまま流れで洋館事件に放り込まれるレベッカのブラック連勤っぷりは最早シリアスな笑い -- 名無しさん (2023-04-16 22 50 34) ラジコンバイオの中でも難しい方言われてるけど、ハードでも弾と弾薬が余りまくるし一周目以外だとかなり簡単な方に入ると思う。特にラスボス戦前のあの充実した薬の数は凄い -- 名無しさん (2024-06-20 13 12 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3740.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は「全体的な良作判定の記事としての記述の増加、見直し」です。 バイオハザード0 概要 ストーリー 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 バイオハザード0 HDリマスター 概要(HD) 変更された点(HD) 評価点(HD) 賛否両論点(HD) 問題点(HD) 総評(HD) バイオハザード0 【ばいおはざーど ぜろ】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 ニンテンドーゲームキューブWii 発売元 カプコン 開発元 【GC】トーセ、ニューロン・エイジ【Wii】ジャンクション 発売日 【GC】2002年11月21日【Wii】2008年7月10日 定価 【GC】7,800円【Wii】4,190円 判定 良作 バイオハザードシリーズ 概要 シリーズ第1作である『バイオハザード』の直前の出来事を描いた作品。 基本的なゲームシステムやカメラワークは『バイオハザード』以降の作品をほぼ踏襲している。 主人公は『バイオハザード』でクリスのパートナー役として登場したレベッカ・チェンバースと、新キャラクターである元海兵隊の囚人ビリー・コーエン。 操作キャラクターを常時任意交代できる「パートナーザッピングシステム」を中心に、従来とは一味違ったゲームシステムが盛り込まれている。 また、シナリオ面においてもシリーズ他作品の登場人物の関係性や大企業「アンブレラ」の黎明を描写しており、シリーズ全体に関する数々の真実が明かされている。 Wii版は対応コントローラーが増えた点以外は追加要素のない純粋な移植作品だが、媒体容量の増加によりディスクの入れ替えが必要なくなっている。 ストーリー 1998年7月… アメリカ中西部に位置するラクーンシティ郊外のアークレイ山地。ここでは最近、人が食い殺されるという猟奇殺人事件が頻発していた。 事態を重く見たラクーン市警は、特殊捜査部隊S.T.A.R.S.ブラヴォーチームの投入を決定、現地へと急行させるが、一行を乗せたヘリは現場近くの森で謎のエンジントラブルを起こし、墜落してしまう…。 脱出にこそ成功したものの、全ての装備を失ったブラヴォーチーム。そこで彼らが見たものは、大破した軍の囚人護送車と、惨殺された海兵隊員たちだった。 S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム隊長エンリコ・マリーニは、護送車から脱走したと見られる元海兵隊員ビリー・コーエンの行方を追うよう、隊員たちに指示、事態の解決に乗り出した。 …この時、今回の事件がやがてラクーン全土を巻き込む大惨事にまで発展することを誰一人予想していなかった…。 (公式サイトより) 特徴・評価点 パートナーザッピングシステム 本作最大の特徴。プレイヤーはレベッカとビリーの2人の主人公を任意選択して操作できる。 両者は体力、移動速度、武器の扱い、アイテムの使用・調合の可否、COM操作時の攻撃頻度などに違いがあり、状況によって使い分けが求められる。 互いが近くにいれば所有アイテムの交換や組み合わせが可能。そのためか、アイテムの最高所持数は2人とも6つまで。 キャラクターを切り替えて操作しないと解けない仕掛けが数多く盛り込まれており、謎解きに奥行きが増している。謎解きの過程も互いの助け合いを実感しやすく、後途の戦闘でのことも相俟って協力できるカタルシスを得られやすい構成となっている。 後発のシリーズでもパートナー制は幾つかあるが、同時進行で2人分のプレイアブルキャラクターをそれぞれ単独行動も合流も思いのままにできるのは、後にも先にも唯一本作だけであろう。 このフレキシブルなゲームシステムは合流に手間取り過ぎて最悪収拾が付けられなくなる危険性を孕むため、一歩間違えれば大いに人を選ぶ側面もあるのだが、そこは最初のステージをマップ構造の把握がしやすい列車にすることで慣れの段階を取り込むことに成功している。 またその列車内もマップ構造が把握しやすいから単調というわけでもなく、ダクトや天井といった場所の移動や輸送機を使ったやり取りなどの仕掛けが目白押しで、低難易度過ぎずプレイヤーも自力でゲーム性を上手く消化し折り込みながら中弛みせず試行錯誤を続けていけるという秀逸なレベルデザインでまとまっている。 操作しない側のキャラクターには「追従」「待機」の命令を出せる。このためCOM操作によって煩わされることも少ない。 過度に敵に突出することも無く、装備した武器の弾数消費も常識の範囲内。ある程度敵が近づかないと反応しないものの、敵に囲まれた際の別方向への同時対応はもちろん、同時攻撃を行えば単純に火力が2倍になるので頼りになる。 ある程度近付かないと反応しない攻撃パターンも裏を返せば操作キャラへの追従を優先しているということであり、画面外の敵を撃って勝手にヘイトを集めたりもしないので敵をスルーしたい時には柔軟に従ってくれる。 かと言って攻撃への積極性が薄過ぎるというわけでもなく、プレイヤーが攻撃行動を取ったり敵からの拘束攻撃を受ければ優先的に攻撃体制に入る。まとめると複雑なコマンドも無しにプレイ方針への適応力が非常に高いのである。 非操作側のキャラでも同じフロア内にいれば右スティックで移動させることだけはできるため、上級者になるとこれを用いて時間短縮や敵のいる部屋から無傷で脱出することも可能。 戦力的には頼りになりつつもCOM操作の柔軟性はプレイヤー操作の完全下位互換で、敵中で待機させていると敵を捌き切れずに無線で助けを求めてくることがある。 そのため、プレイングを食わず、むしろ常に両者の状況を考慮する必要があるといった戦略要素として昇華している。 アイテムボックスの廃止 本作にはそれまでのシリーズ作品には必ず登場していた「アイテムボックス」が存在しない。 持ち切れないアイテムはその場に「置く」システムになっている。 回復アイテムの大量ストックが難しくなり、アイテムの置き場も工夫しなければならないので、謎解きの際の戦略性が向上している。 このシステムは『アウトブレイク』でも採用されている(*1)。 恐怖演出 探索箇所となる建物内は美麗なグラフィックによってより恐怖を煽るように表現されており、今でも見劣りしない。 序盤から登場する人型ヒル(擬態マーカス)は、専用BGMと共に各所で突然登場する。 『3』における「ネメシス」や『バイオハザード』における「リサ」と並び、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた敵として挙がりやすい。 シリーズファンには嬉しい数々の演出 シナリオ内において、初代からのシリーズファンなら必ず知っている人物が登場したり、その設定補完が多数なされている。 これまで設定しかなかったS.T.A.R.S.隊員、エドワード・デューイ(*2)が登場。台詞、出番もそこそこあるため中々の扱いである。 中盤には旧作に探索場所として登場した場所にそっくりな所が登場し、ニヤリとさせてくれる(*3)。 ボスとして登場するある常連B.O.W.(有機生命体兵器)も、コードナンバーを見ると初代の設定補完であることがうかがえる。 シリーズ定番のミニゲーム ゲームクリア後にはシリーズ定番のミニゲームとして「リーチハンター」がプレイできる。ここでもパートナーザッピングシステムが活かされている。 各所に配置された「ヒルのオブジェ」を可能な限り入手して脱出を図るというもの。「ヒルのオブジェ」は2色あり、レベッカとビリーで入手できる色は異なる。 制限時間は無いが、途中で体力が尽きると力尽きたキャラの入手数は全てチャラとなる。また、一部のエリアは入手数に応じて敵が再配置される。 武器も初期装備はハンドガンのみで武器や弾は各所に散らばっているため、まずはそれを集める事からしなくてはいけない。 クリア時の入手数に応じて本編で使用可能な隠し武器・弾薬が手に入る。 賛否両論点 好みが分かれる新システム 新要素の宿命ではあるが、パートナーザッピングシステムは好みが分かれるシステムである。 常に新しいものを求めるプレイヤーや、より深いパズル的な謎解きが好きなプレイヤーにとっては楽しめるシステムといえるが、後作の『4』のように戦闘メインのテンポの良いゲーム性が好みのプレイヤーには面倒に感じられてしまうだろう。 ミニゲーム「リーチハンター」の難易度 目的となるオブジェはレベッカ専用の緑とビリー専用の青でそれぞれ50個ずつ、計100個あるのだがオブジェは枠1つにつき10個までしかキープできず、置くことも不可能。 そのため考え無しに片っ端から拾うと武器が持てなくなり敵に対応するのが難しくなる。そこで館の敵を殲滅してから一気に回収するのが常套手段なのだが、そのやり方だと後述の理由も相まって中断できないのに一時間前後も時間がかかってしまう。 館の敵を殲滅するだけでも時間が掛かってしまうのにこれに加え90個オブジェを集めると敵が再配置される。 所持アイテム欄は6つ、オブジェは全部とっても5つ分のスペースだから仮に100個近く集めていても各自武器1つずつは持てるのだが、この状態だとリロードができないので、込められている銃弾を使い切るといくら銃弾が床に置いてあってもその銃が使用できなくなる。 安全を追求するなら片方が50個、もう片方が40個集めて殲滅を狙うのが最適解なのだが、これでも枠を2つ取る武器はリロード出来なくなってしまう。 武器と弾薬を同時に持っていないと組み合わせ出来ないのが起因してこの問題が生じているのだがハーブ類は拾ったその場で枠を消費せずに使用したり手持ちのハーブと組み合わせられる。これを他のアイテムにも適用させてくれてもよかったのでは…? もう1つの安全策は敵が再配置される場所が決まっているのを利用して、敵殲滅後に再配置される部屋及び周辺にあるオブジェを先に回収しておくこと。こちらはこちらで戦闘と収集を同時に行えない為さらに時間がかかってしまう欠点がある。 クリアすると成績に応じて報酬が貰えるのだが、ランク以下の報酬が全て貰えるわけではなくそのランクの報酬しか貰えない。 最高ランクの報酬が下位ランクの大部分を兼ね備えているため最短で2回のプレイで全ての報酬がコンプできるがそれでも相当の労力(*4)。 途中でセーブは出来ずどちらか一方が死ぬと死んだ方はカウントされず生きていた方のオブジェだけが反映される。 仮に片方が50個集めていたとしても50個では低ランクの報酬しか得られない。時間が掛かっても安全性が重視されるのはこのため。 オブジェやアイテムの配置にはパターンテーブルがあるのだが5パターンと無駄に多く、しかも明らかに1パターン露骨に高難易度のパターンがある(*5)。 他は一般にほぼ全ての状況に対応でき弾持ちもいいマシンガンの出るテーブルが当たりで、弾数の少ないマグナムの出るテーブルがハズレとされる。 他にもただオブジェの緑と青を入れ替えただけのテーブルもあり、無駄に5個も作った意義に疑問が湧く。 徹頭徹尾焦燥感を煽るようなBGMが流れており、長丁場なため気が滅入りがち。どうしても気になるのであればBGMを切ることを推奨。 問題点 難易度の高さ 本シリーズは全体的に難易度が高めだが、今作はその中でも屈指の高難度を誇る。要因は以下の通り。 入手可能な弾薬数が旧作より少なめ。一方で排除しなくてはならない敵は多く、消費が激しい。 列車内は通路が狭く敵をかわすことが難しいため、最序盤から不可避もしくは回避が難しい戦闘が連続する。 ゾンビの攻撃力が高い。体力が低いレベッカだと4回も噛まれればゲームオーバーとなる。 強敵が多い。耐久力が高い上に特定の攻撃以外で倒すと大ダメージの自爆をする「人型ヒル(擬態マーカス)」や、的が小さくそのくせHPはそこそこあり(ショットガン至近撃ちで数回ほど耐える)複数で素早い攻撃を仕掛けてくる上、ほとんどのけぞらない「エリミネーター」に加え、武器が整っていない序盤に現れるボス格の「スティンガー」などは多くのプレイヤーを苦しめた。 即死攻撃をしてくる敵が多い。ボスクラスの敵やシリーズおなじみのハンターだけでなく、「ケルベロス(ゾンビ犬)」ですら使ってくる(*6)。 パートナー制を活かすための調整なのか、敵の攻撃を受けた時の主人公達の動きがもっさりしていて追撃を受けやすい。具体的にはゾンビを振りほどく時の動作が小さかったり、ハンターに足を攻撃されると数秒動けなくなったりなど。 特にハンターは足を攻撃されて怯んだ隙に連続攻撃を仕掛けたり、腕が両利きになっていたり(*7)、図体の割にほとんどが「狭い場所」に「複数で」出現するケースだったりと従来と比べても厄介な存在。特徴的な首狩りも健在。 共同探索時、パートナーが敵の攻撃を受けている状態で扉に入るとパートナーが置き去りになってしまう。そのため敵を避けて進むことが困難。 後述するパートナーの唐突な離脱によって、強力な武器や弾薬を使えなくなることがある。 これらの高難易度化はアイテムボックス廃止という制約(後述)やキャラクター二人分の火力を持つバランスとの調整上、回復アイテムや弾薬を適宜その場で消化させ切ることでアイテム欄の圧迫を緩和させる意図があったのだと見受けられ、実際ボス戦等の強敵イベントの前には弾薬等はしっかり配置されているので、終盤まで通して完全にアイテムが底をつくということはそうそう無いバランスとなっている。 おまけにクリア後のミニゲームについても、戦闘だけでなく頭も使うためシリーズ他作品と比べ難易度が高い。 難易度と言うには微妙だが、グラフィックが向上して汚れなどの表現もリアルになっているため、養成所の電源復旧作業でメーターが何を意味しているのか分からない。 「針を動かす5つのスイッチ(それぞれ振れ幅が異なる)を全部上下(+・-)いずれかにして合計を80にする」というのは事前のメモでわかるのだが、どれだけ動くかを示すスイッチの傍の小メーターの数値が汚すぎて読み取れない(*8)。 『1』とのストーリー整合性が一部不自然 部隊を預かる立場であるにもかかわらず色々と無謀な判断を下すエンリコ隊長。 ゲーム開始時、搭乗してきたヘリのエンジントラブルにより森林地帯のど真ん中に不時着するという重大なアクシデントにより、ほぼ自分達が遭難者となった状況であるにもかかわらず通常通り任務を続行、散開して捜索するよう命じる。 彼らがいくら優れたエリートであっても身の安全や脱出経路の確保すらままならない状態で、容疑者の確保や事件の手掛かりを掴んだとしても一体どうすればいいのか。 案の定、レベッカはビリーの発見後、逮捕を宣言しても全く相手にされていなかった。彼女が未熟であることを差し引いても流石にどうにもならない状況である。 さらには海兵隊の惨殺死体を発見し、危険が迫っていることが誰の目からも明らかな状況であるにもかかわらず単独行動を指示する。 単独行動自体は『1』のウェスカーもやらせているが、向こうは悪意の目的があったのに対し、エンリコはそういうことをする必要性が全くない。 仮に元から手分けして捜索する手筈だったとしても、拠点はおろか集合場所すら決めないのは首を傾げざるを得ないのだ。 パートナー同行という今作の仕様のチュートリアルを挿入する機会になりえる可能性もあっただけに、余計に気にかかる部分ととれるかもしれない。 終盤でレベッカと再会するシーンでも、いまだ他の隊員と合流できていない状況で単独行動を再開し(*9)、それが自身の末路を決定づけるものとなった。 + ブラヴォーチームの末路※ネタバレ注意 結局、レベッカを除いたチーム全員が殉職する。 リチャードとエンリコは生きて『1』で対面できるものの、それですら単独行動が仇となって重傷を負っており後に死亡。 レベッカに関しても生き残れた理由はビリーと協力関係を築いていたからであり、そうでなければ彼女も間違いなく途中で死亡していただろう場面は幾度もあった。 このように奇しくもエンリコ隊長の判断が部隊壊滅を招き寄せてしまうという、「優れたエリート」というキャラ設定にそぐわぬ汚点を際立たせるストーリー構成になってしまった。 何度連絡があってもエドワードの死亡を他の隊員に言わないレベッカ。 劇中何度かエンリコから通信が入るが、なぜかレベッカはエドワードが序盤で死亡したことを言わない。 エドワード自身「森の中は化け物でいっぱいだ」と警告する最期なので、仮にビリーが同行していることを言えないとか、ゾンビのことを信じてもらえないと思ったにしても「何かの野獣にエドワードが殺された」といった形で連絡するべきである。 言わずもがな要するにストーリーを成り立たせる上で情報共有するシーンを差し込める余地が無かったということであり、例えば『1』でもクリス編では先行していたブラヴォーチームの隊員の遺体を発見しても他の誰とも情報共有はしなかったので、一応今さらではある(*10)。 しかし前述のエンリコ隊長のお粗末な判断の数々からストーリーが始まるので、そこに引っ掛かりを感じてしまうと芋づる式にここも違和感のタネになってしまいがち。新人のレベッカにそこまで気を配れというのも酷な話と言ってしまえばそれまでだが…。 初見殺しなパートナーの唐突な離脱 敵に捕らわれたり、襲撃を受けて離れ離れになるなどして、強制的に一方しか操作できなくなる場面が多々ある。 特に序盤、パートナーと出会ったばかりの際に操作キャラクター側が閉じ込められるイベントがあるが、説明書に戦闘に有利なのはビリーと書かれていることもあって、ビリーで操作していたプレイヤーの多くが戦闘面で弱いレベッカで多数の敵とボスに挑むことになってしまうという事態に陥った。 強力な武器や弾薬を使えなくなる方のキャラクターに渡してしまっていると、場合によっては詰みに近い状況となる。 そうでなくともただでさえ少ないアイテム所持可能数が半分になるので、アイテムのやりくりに悩まされることになる。 特に強力なボスとは独りで戦うことの方が多い。戦闘直前で別れるパターンが多いのが救いか。 また、「レベッカが穴に落ちそうなので救出に行く」という流れの所で「レベッカが転落した部屋」に行っても何もできない。「ここからでは助けられない」という表示もされない(*11)。 アイテムボックス廃止による煩わしさ 「謎解きの際の戦略性が向上している」と言うと聞こえはいいが、実際は「煩わしさの大幅な増加」という問題点の方が大きい。 同じ建物内を探索しているならまだいいが、違う建物に移る際は引越屋よろしく何度もルートを往復してアイテムを運ぶ必要がある。 回復アイテムを諦めて進めばそのような面倒もほとんど無くなるが、難易度は当然跳ね上がる。 アイテム枠数は『1リメイク』のクリスと同じ6個。ビリーとレベッカ合わせて12個とも言えるが「ショットガン」「グレネードランチャー」などの強力な武器は枠を2つも使ってしまい、それに加えて弾薬や回復薬を携帯するとなるとアイテム枠は常にカツカツの状態で探索を強いられる羽目になる。たらればの話になるが、アイテム枠数が8個あれば快適に遊べるバランスになったかもしれない。 特にフックショットの存在に苦しめられたプレイヤーは多いはず。アイテム欄を2つ消費し、さらに序盤の列車で使った(*12)あと、中盤になってから唐突に必要になるためである。初プレイでは、存在そのものを忘れてしまっている場合すらありえる。 クレストを3個集めるなど複数のアイテムが関係したギミックも多いため今作は従来作以上に始終アイテム枠に頭を悩まされることになる。 アイテムを「置く」場所は必然的に安全な部屋に集中するため、床に無数のアイテムが散らばる結果となり、拾いたいアイテムが拾えずイライラさせられる。 しかも、1つの部屋におけるアイテム数が限られているため、様々な部屋にアイテムが散らばり結果的に場所が解らなくなることも多い(*13)。 基本的にアイテムを置くと足元に置かれるが余り密集している場所に置こうとすると付近にランダムに置かれる。そのせいで固定カメラの死角にアイテムが置かれ行方不明になることもしばしば。 余ったアイテムをそこにおいて後で取りに戻ることもできるので「手持ちがいっぱいでキーアイテムが取れない」という問題がなくなっているほか、セーブ以外には不要で大概セーブポイント近くにある「インクリボン」を「使ってすぐにそこに置く」という行為ができるといったメリットもある。 また、アイテムを拾うアクション中は無敵になるので、このアクションで敵の攻撃を回避し攻撃後の硬直中に反撃を行うという戦法をとることも可能(*14)。 ただ全体的に見ると不評の声が多かったのか、これ以降の作品ではアイテムの所持数の増加やキーアイテムは別個で持てるといったシステムになっている。 毒ダメージによる詰みが発生する可能性 旧作では解毒アイテムのブルーハーブを全部使いきった時の救済措置に「プランター」という固定アイテムから無限にブルーハーブを使えた(入手はできずその場で使用のみ)のだが、今作では一切なくなってしまった。 代わりに数か所にある薬品タンクから無限に入手できる「緑の薬品」に解毒効果があるのだがレベッカにしか使用できないという問題点がある。 「これはレベッカがいないと入手・使用ができない」という意味ではなく、「取得可能キャラ及び使用対象がレベッカのみ」ということ。 つまり、「ビリーは薬の取得ができないばかりか、レベッカに使ってもらうことすらもできない」ということであり、ビリーの解毒にはブルーハーブを使うしかない。よって、ハーブを使い切ってしまった場合、ビリーの解毒が不可能になる。 毒状態のHP減少は1で止まるので「どうやっても回復が追い付かずに死ぬ」ということはないが、ノーダメージで進むというのは非常に難しいし、スタッフもそれが分かっているから旧作でプランターを置いていたはずである。 今作の毒を使う敵は養成所のジャイアントスパイダーだけなので毒を喰らう危険自体は低いが、絶対に食らわないとは言い切れないし、元よりブルーハーブの数自体がわずか4本しかないため、結局は早々に使い切ってしまうことになる。 プランターの廃止を抜きにしても、元々のハーブの配置数が少なすぎることも問題だろう。 敵のデザインがやや大味 敵の大半はパッと見ただ大きいだけの動物。重要キャラ(?)のヒルはかなり独自デザイン(背中に目のような器官があるなど)だが、他はただ大きいだけのクモ・サソリ・ムカデ・コウモリ、目のないカエルなど。 エリミネーターにいたってはサイズ的にも普通で「ケガして狂暴化しているサル」でも成り立つレベル(*15)。さながら動物園といった感じである(*16)。 同年に発売された『バイオハザード』には「クリムゾンヘッド」「リサ」という非常にインパクトの強い敵が登場したこともあって、余計際立つ。 もっとも今作は登場する敵のほとんどが設定上「B.O.W.としては初期作かつ失敗作」or「二次感染により変態」という設定がある為、あえて外観に大きな変化がないデザインにしたともいえる。 総評 同年発売された『1リメイク』において、ハードによって強化された恐怖演出の優秀さは証明されたが、本作ではそれに甘んじることなく、意欲的に新システムと従来仕様の変更を取り入れている。 結果的に前者は好みの分かれる点ではあるものの本作の強烈な個性として受け取られているが、後者はそれに泥を塗る形となってしまった。 難易度の高さも手伝って、『0』の名を冠するのとは逆に、シリーズ未経験者の受け口としては不適な作品と言える。 しかし、シリーズ経験者にとっては新鮮な気持ちで臨める異色の作品であり、そのシビアさもある種「原点(ゼロ)回帰」として肯定的に受け取れるとも考えられる。 バグなどの致命的な欠陥もなく、肝心のホラー要素も十分味わえるはずだ。 余談 本作は元々N64で発売する予定であったが、諸々の事情でGCに持ち越すこととなった。 N64版のプレイ動画は公開されており、アイテムボックスの廃止等はこの時から採用されていた。またレベッカが白いベレー帽を着用しているなどの違いもある。 また、オリジナルの『0』はシリーズ初の任天堂独占タイトルだったのだが、そうなった理由は当時のカプコンは財政的に厳しかったので倒産しないようにするための「生き残る術」だったと、2021年5月に元カプコンの岡本吉起氏が自身のYouTubeチャンネルで明らかにした。動画はこちら。 本作のクリアランクには、他作品のような回復アイテムの使用回数、セーブ回数などが一切影響がない。とはいえ上述の難易度の高さから高ランク取得は困難(*17)。 本格的なパートナーザッピングを売りにしている本作だが、ザッピングの概念自体は『2』から受け継がれたものである。 あまり評判が良くないアイテムボックス廃止だが、『4』などの後作で入手アイテムの取り扱いが大きく変わったことを考えると、従来のアイテムの扱いに一石を投じた先駆的システムともいえる。そういう意味では意欲的な改革は間違っていなかっただろう。 なお、アイテムを床において必要に応じて持ち替えて進んでいくと言う点は、シリーズの礎となったファミコンホラーRPG『スウィートホーム』で既に存在していた要素でもあり(*18)、仲間を切り替えつつ進んでいくと言う点も含め、原点に近づけた作品と言う見方もできるだろう。 「パートナーと協力して進む」ことに重点を置いている点では、『5』の先駆的存在ともいえる。 主人公の1人であるビリーは元海兵隊のイカつい男だが、そこからは想像できない意外な特技を持っており、作中の仕掛けを解く際に発揮してくれる。 投擲武器(火炎ビン)が登場したのはシリーズでは本作が初めて(*19)。 レベッカは初代ではもともと経験不足で未熟だが、明るく快活なムードメーカー的なキャラ付けとなっており、劇中でのセリフのやり取りやリアクションはかなりオーバーな感じ(*20)で、クリス編のステージ後半ではハンターに襲われてなすすべもなく立ちすくんでしまうなど新人ゆえの未熟さを覗かせていたキャラクターであった。 初代のリメイク版では、本作において別件の事件に遭遇していたという設定を考慮し、キャラの性格やセリフ回しなどもやや落ち着いた感じに直された(*21)。 本作の公式サイトでは普段は緻密で計算高いが、周囲の状況にとらわれず、マイペースでことを運ぶ大胆な一面も持ち合わせていると紹介されている。 洋館事件の生存メンバー中で唯一その後の動向が明らかにされていなかったが、『5』と『6』の間を繋ぐストーリーとして制作されたシリーズ初の舞台作品『BIOHAZARD THE STAGE』において、事件後ラクーンシティを離れ、西オーストラリア州に位置するフィロソフィー大学の教授とB.S.A.A.のアドバイザーを兼任していることが明らかとなった。 フックショットについて。入手時の取扱説明書で「80kg以上の荷重は破損する可能性がある」と書かれていることからレベッカでしか使えないと思われがちだが、実はビリーの体重は80kg未満なので問題なく使用できる。 これは、あくまで2人同時に使用することができないことに関しての注意書きなのだが、勘違いしてしまったプレイヤーも多かったようである。 バイオハザード0 HDリマスター 【ばいおはざーど ぜろ えいちでぃー りますたー】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション4プレイステーション3Xbox OneXbox 360Windows 7/8.1Nintendo Switch 発売/開発元 カプコン 発売日 2016年1月21日2019年5月23日(Switch) 定価(*22) パッケージ版【PS3】3,990円ダウンロード版【PS4/PS3/Win】3,694円【One】3,700円【Switch】3,362円(税込) レーティング CERO C(15才以上対象) 備考 PS3版以外はDL専売(*23) 判定 良作 概要(HD) 前作『バイオハザード HDリマスター』に続いて発売されたリマスター版。 基本的には前作と同じようにリマスターが行われているが、独自の追加要素も存在する。 PS4/One/Switchでは前作とセットになったパッケージ『バイオハザード オリジンズ コレクション』も発売されており、単品版はダウンロード販売のみとなる。 変更された点(HD) 前作での変更点も参照されたい。 グラフィックの高解像度化 16 9表示のワイド画面に対応。オリジナルの4 3も選べる。 音声を5.1chにリマスタリング アレンジ操作、キーコンフィグの追加 日本語ボイスの追加 新ゲームモード「ウェスカーモード」が追加 本編クリア後に解放されるモードで、ビリーの代わりに『5』のウロボロスウィルスの力で超人化したウェスカーを操作出来る。 高速ダッシュや衝撃波攻撃など、その性能はもはや反則。公式トレーラーでも「ウェスカーがバイオ0を蹂躙」と宣伝するほどのチートっぷりを発揮してくれる。 エンディング主題歌が追加 前作と異なり、リーチハンターを含め異なる難易度へのクリア特典の引継ぎはできない。 評価点(HD) グラフィック、音声のリマスターと日本語音声の追加 前作と同様の処理が追加されたため、グラフィックはより美麗かつ鮮明に、音質も向上、日本語音声追加などは特に好評。 日本語音声の声優はレベッカは小清水亜美氏が、ビリーは小西克幸氏が担当。両者ともキャラクターに合っており評価は高い。 新コスチュームが多数追加された レベッカはこれまでのシリーズに登場した衣装(*24)や店舗とのコラボ衣装、ビリーは『戦場の狼II』や『ストリートファイターZERO3』のコーディなどカプコンのゲームが元ネタの衣装になっている。 さらにコスチュームはステータス画面に追加されたスーツケースからいつでも着替えることが可能で非常に快適。 リーチハンターの仕様改善 オリジナル版では全ての特典入手のために最低5回クリアする必要があったが、今作では入手したランク以下の特典も一気に解放されるようになった。 このため、最初に最高ランクを獲得すれば全ての特典を一括で獲得できるようになっておりかなり楽になった(*25)。 爽快感抜群のウェスカーモード はっきり言って出てくるゲームを間違えたとしか思えない性能で、本編での苦労が一気に解消される。まさにクリア後だからこそ楽しめるモードになっている。 しかしイベントシーンは変化がなく、ウェスカーがビリーの声で会話するのみ。またこの影響で、下記のビリーの意外な特技を行うウェスカーという中々シュールとも取れる光景を見ることになる。 このモードをクリアするとレベッカのコスチュームが追加される。 賛否両論点(HD) さらに増したお色気要素 前作でジルの乳房が揺れるようになっただけでも苦言が聞かれたが、今作ではさらに露骨にお色気要素が追加されている。 ただ、前作同様ほとんどはコスチューム依存なのでおまけ程度の要素ではある。 エンディング主題歌については賛否両論 作品の雰囲気に合わないというだけでなく、主題歌の関係でエンディングのプレイデモが1種類に統一されたという問題点もある。 曲自体は悪いわけではない。 問題点(HD) プリレンダムービー 前作同様、プリレンダムービーは低画質。 前作ではOPとEDでしか流れなかったので、あまり気になる点ではなかったものの、今作では擬態マーカス初登場などいくつかの場面がプリレンダなので気になりやすい。 また、当然だがこれらのムービーではコスチュームが反映されない。 総評(HD) 基本的には前作のリマスターで評価された部分はそのままに、多数の追加要素を取り入れて遊びごたえを増した良リマスター。 幅広いプラットフォームに対応し、DL販売になったことで気軽に購入できるようになったのも大きな魅力であろう。 今までプレイしてみたいけど本体を持っていなかったプレイヤーも、これを機に本作に触れてみてはいかがだろうか。
https://w.atwiki.jp/kourou/pages/241.html
バイオハザード0 GAME ID RBHJ08 Life無限 0403F458 60000000 弾無限 041830DC 60000000 04183044 60000000 時間止まる 04165188 60000000 0407B988 60000000 ↓武器変更 レベッカ 043F39F8 xxxxyyyy ビリー 043F3A18 xxxxyyyy 武器ナンバー=xxxx 002 Knife 004 Hand Gun 005 Hunting Gun 006 Shot Gun 007 Grenadoranchar 008 Grenadoranchar 009 Grenadoranchar 00A Magnum 00B Submachine Gun 00E Petro Bomb 011 Custom Hand Gun 016 Magnum Revolver 017 Rocket Launcher 弾数=yyyy 無限はFFFF SIZE x1.3,SPEED x3 42000000 90000000 050F4EBC 3FA66666 050F4ED0 3FA66666 050F4EE4 3FA66666 050F4F50 40400000 050FEF3C 3FA66666 050FEF50 3FA66666 050FEF64 3FA66666 050FEFD0 40400000 E0000000 80008000 ↓ジャンプします。 Moon Jump (↑ ↓ ← →) 48000000 804B2A08 DE000000 80008180 4A100000 000006FC 28360276 00000008 14000000 C1800000 28360277 00000004 14000000 C2300000 28360277 00000002 14000000 C2A00000 28360277 00000001 14000000 00000000 E0000000 80008000 height level 1 ↑ height level 2 ↓ height level 3 → height level 0 ← コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/miamivice1984/pages/32.html
バイオハザード4 体験版 機種 ゲームキューブ 配布元 エンターブレイン/カプコン 開発元 カプコン 配布年 2004年 配布数 不明 備考 雑誌特典/おまけディスク 概要 GCソフト「バイオハザード4」の体験版。 雑誌のおまけとしてついてきた物とゲームソフトのおまけとしてついてきた物の2種類がある。 2004年10月29日に販売された「週刊ファミ通増刊 ファミ通カプコン」というカプコンの新作ゲームを紹介するムックに付属。 その後、2004年12月22日発売のGCソフト「バイオハザード ダブルフィーチャー」に再録された。 「ダブルフィーチャー」は、当時GCで登場した「バイオハザード」「バイオハザード0」の2作を抱き合わせた限定版で、おまけとして本ディスクも付属していた。 この体験版は「東京ゲームショウ2005」のカプコンブースでプレイできた開発途上バージョンを収録したもの。そのため、ゲーム内容は製品版とは異なる。 あくまで体験版であり、一定時間経つとプレイは強制終了となる。その際にスコアが表示され、一定ポイント以上のスコアを獲得すると「ハードモード」が遊べる。 他にも体力ゲージや各種グラフィック、武器の細かい設定など、製品版との多くの差異がある。 特に「あくまで触りをプレイできるだけ」がモットーの体験版においてやり込み要素的なハードモードの存在は珍しい。 ちなみに、バイオハザードは「4」からゲームデザインが大きく変っわる。 ファミ通カプコンに付属していた本ソフトはその「新しいスタイルのバイオ」を一般人がいち早くプレイする機会だった。 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: -
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9296.html
バイオハザード ヴィレッジ 機種:PS5,PS4,XSX,Xbox1,PC 作曲者:内山修作、佐藤奈央、Marcin Przybyłowicz、Brian D'Oliveira 発売元:カプコン 発売年:2021年 概要 『バイオハザード7 レジデント イービル』の直接的な続編。ナンバリングシリーズにおいて『バイオハザード8』に相当する。 『7』からの約3年後の世界を舞台にした作品であり、先に『7』をプレイしたほうがストーリーの方が分かりやすい。 PlayStation 5やXbox Series Xといった次世代機のハードにも対応し、グラフィックがさらにリアルになった。 音楽は『バイオハザード RE 2』などを担当した内山修作氏とカプコンの若手である佐藤奈央氏などが担当している。 今作では特に「恐怖」を全面に出した音楽が多く、特に赤ちゃんが追いかけてくるシーンのBGMがトラウマになった人はいるはず。 イメージソングとして吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の替え歌「俺らこんな村いやだLv.100」が公開。ゲーム内容とのギャップが凄い。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Ripples in the Calm 内山修作 タイトル画面 Village of Shadows Marcin Przybyłowicz A Bad Feeling 内山修作 Crisis The Hag The Duke A Moments Respite I The Dukes Emporium Bloodthirsty 佐藤奈央 Wandering the Dark Shes Not Here Out of Control オルチーナ・ドミトレスク戦 A Moments Respite II 内山修作 Monstrosity 佐藤奈央 赤ちゃんが追いかけてくるシーン Promenonsnous dans les bois 内山修作 ドナ・ベネヴィエント戦 Treading Water 佐藤奈央 Acid Rain サルヴァトーレ・モロー戦 Propelled 内山修作 The Final Movement 佐藤奈央 カール・ハイゼンベルク戦 Descent into the Village Remember 内山修作 The Path Eradicating Evil マザー・ミランダ戦 Rose Yearning for Dark Shadows Brian D'Oliveira エンディングテーマ歌:Aga Ujma, Brian D'Oliveira 第14回494位2021年350位 サントラ未収録曲 俺らこんな村いやだLv.100 吉幾三 イメージソング・CMで使用歌:吉幾三 サウンドトラック バイオハザード ヴィレッジ オリジナル・サウンドトラック
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8338.html
バイオハザード RE 3 バイオハザード レジスタンス 機種:PS4,Xbox1,PC 作・編曲者:上田雅美、鈴木幸太、加藤あずさ、小池令、袖岡隆泰、前田早織、齋藤匠、Jeff Broadbent 発売元:カプコン 発売年:2020 概要 『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク作。 『バイオハザード RE 2』のゲームデザインをベースにし、グラフィック・演出面において大幅に進化した。 一方で登場人物の行動や、追跡者(ネメシス)の形態変化など大幅に変更された点もある。 キャンペーンモードの他に、オンラインでの対戦モード『バイオハザード レジスタンス』も実装されている。 音楽は原作の『3』でメインコンポーザーを務めた上田雅美氏が再び参加。『3』からのアレンジ曲が多く含まれる。 『レジスタンス』のBGMは海外作曲家のJeff Broadbent氏が手掛けている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 A New Threat is Born 鈴木幸太加藤あずさ小池令 Escape 上田雅美 The City of Chaos 袖岡隆泰 Coming to Kill You 上田雅美 Free From Fear 前田早織 セーブ部屋 The City of Ruin 上田雅美 Nemesis Theme ネメシス出現 Desperate Ascent Fighting in the Flames ネメシス第一形態戦 No Other Way The City Without Hope Invincible Nemesis ロケットランチャーで襲うネメシス Save Room セーブ部屋(警察署内) Battle Against the Beast ネメシス第二形態戦 Surrounded by Terror 小池令齋藤匠 Determined to Find Carlos 加藤あずさ Laboratory Chase 鈴木幸太 Metamorphosis 上田雅美 ネメシス第三形態戦 Take Back the Vaccine 鈴木幸太 Every Mistake Has a Cost The End of Raccoon City Sadness and Regret 袖岡隆泰 Staff Credits 上田雅美 スタッフロール バイオハザード レジスタンスBGM Resistance Jeff Broadbent Descent Into Darkness City of the Undead Building Fear Downtown Panic The Malformation Of G RESISTANCE MIX 作:上田雅美編:Jeff Broadbent 『バイオハザード2』のアレンジ Twisted Science Jeff Broadbent Cruel Experiments Laboratory Nightmares Black Impact RESISTANCE MIX 作:康貞蘭編:Jeff Broadbent 『バイオハザード RE 2』のアレンジ Casino of Horrors Jeff Broadbent Pulsing Panic Tear and Mutilate The Carnivore Sick Diversions Lair of Evil Pursued and Hunted Final Countdown The Pressure Is On Resistance DOWNTEMPO MIX Have You Survived サウンドトラック バイオハザード RE 3 スペシャル・サウンドトラック ダウンロード配信
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/979.html
バイオハザード ガンサバイバー / Resident Evil Survivor 2000年1月27日 バイオハザードシリーズの一つ、ホラーガンシューティング ガンサバイバーは任意で自分で移動できるので、ガンSTGよりもFPS感覚 『T-ウイルス』に犯されたゾンビ達を相手に『シーナ島』を舞台にした脱出劇 続編 ガンサバイバー2 バイオハザード CODE Veronica ガンサバイバー3 ディノクライシス ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17531.html
登録日:2009/12/08 Tue 12 41 45 更新日:2024/09/03 Tue 12 12 20NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1998年 CAPCOM DC GC N64 NINTENDO64 PS アクションホラー エイダァァァァァー!! カプコン カプコンヘリの原点 クレア ゲーム ゲームキューブ スパルタ死にゲー ゾンビ タイラント改 ドリームキャスト ニンテンドウ64 ニンテンドー64 ニンテンドーゲームキューブ バイオ2 バイオハザード バイオハザード2 ホラー ラクーンシティ リィヨォン! レオン 入門用 恐怖のリッカー祭 杉村升 表 裏 裏編のEDテーマは神曲 警察署 豆腐 追跡者 隠しコマンドで無双可能 バイオハザードシリーズ2作目。 前作の続編として作られたが、知名度が上がったことによるプレイヤーの多様化に対応するため難易度は下げられた。 1フロアのゾンビの出現数は増えたが、トータルで見るとシリーズでは一番簡単とも言え、ストーリー的にも前作との関連は薄めになっているので初心者の導入作としてもおすすめ。 ただしラジコン操作の上に冒頭からゾンビだらけの火の海の中からスタートと、チュートリアル的なものがないので操作は死んで覚えるしかない。 後に振動コントローラーに対応したデュアルショックver.が発売された。 PC、DC、N64、GCに移植されているのはこっち(ゲームアーカイブ版は無印版)。 上記のように多機種に渡って移植されているシリーズ屈指の人気作であり、2019年1月には念願のリメイク版である「バイオハザードRE 2」が発売された。 本作は一旦クリアした後、別の主人公視点でプレイするザッピングシステムが設けられている。 表での行動が裏に影響するが、矛盾点も多いのはパラレルだから(と言い訳されている)。 ちなみに本作の発売日と同じ日に『バイオハザード 北海の妖獣』というノベライズが発行された。 【あらすじ】 ラクーンシティ近郊で起きた連続殺人事件がS.T.A.R.S.によって一応の解決を見てから1ヶ月。 ある夜、新人警官のレオンと女子大生のクレアがラクーンシティを訪れる。 しかし市街はゾンビが巣くう死の街となっていた。 偶然出会った2人は生き延びるために警察署へ向かうが、アクシデントにより離れ離れとなってしまう。 【主な登場人物】 ★レオン・S・ケネディ 男主人公。 ラクーン市警に配属されたばかりの新人警官で、勤務初日なのに大遅刻をかまして到着した。 正義感あふれる性格だが、女性の扱いが苦手で振り回されてはやたらと「ウェイト!」と言う。 メインウエポンはハンドガン、ショットガン、マグナムとオーソドックスで扱いやすいが、ショットガンとマグナムは強化すると隙が大きくなるので注意。 ラクーンシティに志願して配属されており、着任前日に恋人と破局しているという非公式設定がある(公式攻略本より)。 …別れて正解だったであろうことは想像に難くない。 ★クレア・レッドフィールド 女主人公。 前作の主人公クリスの妹で、消息を断ったクリスの手がかりを求めてやってきた。 兄の影響かどんな銃器も使いこなす上に、ピッキングもできるバイク好きのスーパー女子大生。 メインウエポンはハンドガンとボウガンと通常弾と焼夷弾と硫酸弾を使い分けるグレネードランチャー。 武器にクセがあるので近距離戦を強いられやすかったり、グレネードの弾の使い分けを頭に入れないといけなかったりで、クレアの方が微妙に難易度が高い。 逆に言えば弾の使い分けが出来ればどんな敵にも対応可能な万能キャラに化ける。 コスチュームチェンジでコルトSAAが使える。 ★エイダ・ウォン 謎めいたアジア系の女性。名前からすると中国系。 レオンと会い一緒に行動するが、よくレオンを置き去りにする。 クールな性格で、まだ青クサさの残るレオンに辟易しつつも、正義感を持ち自分を懸命に守ろうとしてくれるレオンの純粋さに惹かれるようになる。 別名:無限ハンドガン ★シェリー・バーキン 署内を逃げ回ってたところをクレアが発見した少女。 戦闘力は皆無だが、化け物だらけの街を救急スプレーと写真だけ持って平然と逃げ回るスーパー小学生(*1)。 色んな穴をくぐって大活躍。ガチムチな化け物2匹に追われている。 ★ロバート・ケンド ラクーン市警の近所で銃砲店をやっているおっさん。バリーの友達。 S.T.A.R.S制式拳銃「サムライエッジ」は彼の兄が制作し、彼が納めたもの。 作中レオンが使うデザートイーグルも、彼がバリーに納品したものという説がある。 ゾンビに襲われてあっさり死亡する。 なお、銃砲店なのに武器弾薬がショボいのは生存者の自衛の為に無料配布していたからと言う設定がある(64版のEXファイルで確認可能)。 マービンと違い裏シナリオでは影も形も登場せず、後の作品でもほぼ出番なしと不遇。 リメイクのRE 2では新たな見せ場が与えられたが、ある意味オリジナル版より更に悲惨な最期を迎える。 ★マービン・ブラナー ラクーン市警の警官でレオンの先輩(になるはずだった人物)。 自分より生存者の安否を気にかける警官の鑑だが、ゲーム開始時点で既に重傷を負っており、最後は目の前でゾンビ化してしまう。 倒さず放置すると裏シナリオでもゾンビとして登場する(この場合配置ゾンビ数が減る)。 アウトブレイクでは見せ場がありプレイヤーキャラとして使用できる様になっている。リメイク版では二階級特進もしたしな! ★ベン・ベルトリッチ 留置場にいた新聞記者。 署長とアンブレラ社の癒着を探っていたために拘留されていた。 実は看守から鍵を盗んでいつでも逃げ出せるのに事態が収拾するまで引きこもるつもりで、警察が全滅したと聞かされても脱出はレオン任せ。 引きこもりすぎて…クレア編ではクレア裏のみ、死体が留置場に残されている。 マービン同様後のアウトブレイクでも出番がありプレイヤーキャラとして使用できる。 なお、『ダークサイド・クロニクルズ』ではレオン達が留置場へ着く寸前に殺されている。 ★ブライアン・アイアンズ ラクーン市警署長。 この事態に際し、市民を守れなかったことを嘆く紳士……かと思いきや、正体は狂気じみた剥製マニア(人体含む)のド変態。 アンブレラと癒着しており、彼らを見逃す代わりに私腹を肥やして署内を怪しげな美術品だらけにした。 最期は表裏どちらのルートにしろ凄惨。リメイク版でのシェリーを追い掛ける姿は変質者の極み。 大学生時代に2度も女子学生に暴行を加え捕まるも、成績優秀だからという理由で不問となった。よく警察官になれたな。 ★ウィリアム・バーキン アンブレラの研究者でG-ウイルスの開発者。シェリーの父親でもある。 実は前作で登場したアルバート・ウェスカーとは同期の同僚で友人。T-ウイルスを開発したのもバーキンである。 G-ウイルスを開発したことで本社との軋轢が生じ、回収部隊に抵抗するも瀕死の重傷を負う。しかし… ★アネット・バーキン ウィリアムの妻。 G-ウイルスで化け物となったウィリアムを守ろうとして電波な行動を繰り返す。 しかしシェリーについては母親らしいところも見せる。だが彼女がシェリーに託したペンダントには実は…? アーハァーーーーーン 後に『バイオハザード レジスタンス』で『マスターマインド』として登場し、生存者達の逃亡を妨害する。 ★ブラッド・ヴィッカーズ ゾンビになったりしてるけど、わたしは元気です。隠しキャラの一人? 出現条件は市街地でアイテムを一つも取らずに警察署まで着くこと、という縛りプレイでもしないとまず発見されない男。 生前はヘタレだったくせに通常のゾンビの5倍の体力があり、仕留めるのにハンドガン18発前後とそのまま戦うと弾切れ間違いなし。 倒れ込み噛みつきを誘うか署内のショットガンを入手して頭をぶっ飛ばした方が楽。倒すとコスチュームチェンジの鍵が手に入る。 ゾンビになった経緯を知りたければ3をプレイしよう。ちなみにリメイク版ではポスターになりました。なんでや。 ★ハンク ミニゲームの主人公。シリーズ随所で登場する彼だが本作が初登場である。 Gウイルスを回収しに来たアンブレラ特殊部隊の一人だが、帰還中に怪物と化したバーキンに襲われ部隊は壊滅、唯一の生き残りとなる。 どんなに過酷な戦場でも一人だけ生還することから死神と呼ばれる。 ★豆腐 ミニゲームの主人公。漢。 ナイフ一本で化け物だらけの署内を駆け抜ける関西弁の豆腐。詳しくは項目へ。 「もうアカン…」 【捜索場所】 ●ラクーンシティ市街地 ゲーム開始地点。 裏シナリオでは直ぐに裏口から警察署へ入れるが表シナリオではメインストリート→ケンド銃砲店→裏道→バスの流れで警察署へと向かう。 初っ端からゾンビが襲って来る状況の中を、『1』でも初見プレイヤーを苦しめたラジコン操作でゾンビを回避する事を強いられ(*2) 更に回復アイテムは配置されていないという悪環境なので、下手するとここで何度も死亡してしまい、投げ出すプレイヤーも多い。 恐らく「序盤でこれでは到底クリアできない」と思ってしまうのだろうが、それでは勿体無い。 何故ならここを突破できるスキルを身につければ、ゲームクリアに必要な最低限の技量が獲得できるのだから。 要するに死に覚えゲーのスパルタ道場システムである。がんばれ。 実際逆にここを難なく突破できるようになれば、そこから先は中盤まで謎解き以外そんなに難しくない。 ●警察署 今作において一番長く滞在する事になる場所。バイオ2と言えばここ、と言ってもいい代表施設。[[トイレ]]がない。 各地を行き来しながらトランプのマークを模した鍵を探して扉を開錠し、脱出路の手掛かりを探す。 碌な装備も無いままリッカーやタイラントに襲われたり、謎解きをしないと手に入らないアイテムあるのでやはりキツめ。 尚、どちらのキャラもここでほぼ全ての武器が手に入る。 ●下水道 研究所へ向かう為の通過点その1。 基本的に一本道で警察署のような謎解きも無く、出てくる敵もハンドガン一丁で倒せるか回避が容易な敵ばかりなので、これまでと比べれば明らかに楽になる。 嵩張るかもしれないが、警察署で手に入れたバルブハンドルは常に所持しておく事。 またクモやラージ・ローチなど、虫系クリーチャーが苦手な人にとっては地獄。 ●工場 研究所へ向かう為の通過点その2。 出てくる敵はゾンビとタイラント(裏シナリオのみ)だがターンテーブル内でGと戦う事となる。 その為に戦闘は必要最低限に控え、強力な武器は温存しておきたい。 クレア編ならG相手にはここで手に入るスパークショットをぶち込むのもいいだろう。 ●研究所 今作の最終地点。 表と裏で開始地点、探索箇所共に微妙に異なる(表シナリオだと最下層から、裏シナリオだと上層から開始)。 イビーやリッカー改と言った厄介な敵が登場する上に、最後でGと戦うのでここまで温存した強力な武器を駆使して突破するべき。 【主なクリーチャー】 ●ゾンビ Tウイルスに感染した人のなれの果て。今回は女性ゾンビが初登場。 部位破壊が起こりやすく、戦っていると上半身だけになったり腕が取れたりする。ロケランを食らうと見るも無惨な姿に。スーパータイラントよりも多少耐えているのは内緒 なお今作のゾンビはナイフへの耐性が高く、かなりの回数を切り付けないと倒せないため、ナイフクリアの最大の障害でもある。 ●ゾンビ犬 B.O.W.として製造された前作のケルベロスとは違い、普通に自然感染しただけの犬。舞台の都合上、多くは警察犬。 外見も使い回しで違いは全くない。 ●リッカー 脳を露出させ四つん這いで這い回る化け物。本作一番のトラウマ要因。 爪で斬りつけたり舌を伸ばして攻撃してくる。特に威力がランダムながら、作中でも屈指の単発火力を誇る飛びかかり攻撃が凶悪。 だが目が見えず音に頼っているので、慎重に歩けば触れない限り気づかれないため、慣れたプレイヤーは総スルーしたりする。 運良くごはんにありつけることに成功し続けたゾンビが変質して生まれた怪物とされており、研究所ではさらに変異が進んだ「リッカー改」も登場。 雑魚で唯一、ロケランでも原型を留めているタフな奴。倒すと潔く死ぬのである意味ゾンビより親切。 ●カラス ごく普通の感染したカラスです。それだけ。ボウガンで壁に磔にできる。 ●ジャイアントスパイダー ゾンビ犬と同じく、こちらも改造されたのではなく自然感染したクモ。 こちらも前作のウェブスピナーとほとんど変わらない。毒が厄介なのも同じ。 本編では死んでも小クモを出さなくなったが、ミニゲームでは以前と同じく小グモを出す。 ●巨大アリゲーター 下水道を徘徊するTウイルスで巨大化したアリゲーター。 ボンベを使えばハンドガンで1発だが、まともにやり合うとちょっと大変。 表編でボンベを使わなかった場合は裏編でも遭遇する。 ●ラージローチ 黒いアイツ。巨大化してネズミとの生存競争に勝ってしまうほど凶悪に。 3匹以上に一定時間まとわりつかれると頸動脈を食い破られて即死する。が、レバガチャ無しでキャラが抵抗するので死ぬことは滅多にない。 おまけに無限に出てくるので、相手にせず走ってスルーするのが吉。 ちなみに全長30cm前後。想像すると…ひぃ ●イビー 自立歩行する植物のB.O.W.。前作の「プラント42」を発展させたものらしい。 酸液を飛ばしたりツルで攻撃したりする。 表編でガス散布すると弱体化できるが、その周の裏編では酸液が毒液になったうえHPが戻った毒イビーに変異するので注意。 レオンは汚物は消毒だ〜!!とやるより遠くからマグナムでも使った方が安全。 クレアなら火炎弾を使えばそれでOK。 ただ火炎攻撃以外で倒すと死骸になっても攻撃してくるため、エリア移動で死体を消してしまうとよい。 ●モスジャイアント ウイルスの影響下で異常繁殖し、偶然巨大化した個体の蛾。 敵というよりは部屋1つ占拠した上での演出要員。 虫の巣に佇むデカい蛾というだけだが、それでも初見はビビる。 動きは鈍重だが毒鱗粉が少し厄介。あたりには幼虫のベビーモスもいる。 ベビーモスは見た目に反して攻撃力が高いので油断しないこと。 唯でさえ一発屋なのに、B.O.W培養実験室に用の無いプレイヤーには部屋ごと無視される可哀想な存在。 ◎G生物 Gウイルスに人間が感染した化け物。 自ら短時間で進化することができ、ロケランでも簡単には死なない強靱さを持つ。 元の人間の遺伝子が近いもの(=娘のシェリー)に胚を植え付け、種を増やそうとしている。 ●G成体 Gの胚を植え付けられた人間が遺伝子的に不適合だったために、エイリアンのように体を破って出た幼体が成長したもの。 口から幼体を垂れ流すがこれは成長しない出来損ない。 本体よりも幼体がウザい(幼体は黒いGと同じく条件付即死攻撃持ち)。 ●G第1形態 右腕が変異した他はほぼ人間。 人間の知能が残ってるらしく鉄パイプで攻撃してくる。 この時点で即死攻撃を持っているうえ、戦う場所はいずれも狭いので注意。 ●G第2形態 上半身がほとんど変異し人間の頭の代わりに新しい頭が形成されている。 この時点で既に脇腹あたりに副腕が存在しており、後の形態の片鱗が見て取れる。 肥大化した右腕の爪で攻撃してくる。 ダメージを受けると動きが鈍くなり、攻撃力が半減する。 ●G第3形態 4本腕になった。 第2形態と同じ場所で戦うが攻撃力が上がって即死攻撃もしてくるようになっている。 距離を離すと電車の上に飛び乗って急降下してくるので、他の形態やタイラントのように一気に離れて遠くから戦うことは不可能だが、 少し距離を離しただけですぐ飛び乗るので仕切り直しはやりやすい。 ●G第4形態 当初は第3形態の姿だが、ダメージを受けると四つん這いの獣のような姿になり、動きが素早くなる。 四足歩行時は攻撃力も高く、かみつきを食らうと一気にHPを持っていかれる。 安置やダメージを受けにくい立ち回りが難しく、最終戦だけあってごり押し戦闘になりがち。 表編のラスボス。 ●G第5形態 ゾンビの死体などを喰いまくった結果、原型を留めないほど肥大化した。 攻撃範囲が至近距離にしかないため弾があるなら負ける要素のない見掛け倒し。 裏編のラスボス。 ●タイラント 前作のタイラントを改良した量産型。初見プレイヤーのトラウマ要因。 デカいことを除けば見た目は普通にコート着たハゲ人間。コートがあるのでロケランでも死なない。 見た目が人間らしくなったせいか作中の登場人物からは「ミスターX」、「コート野郎」等と呼ばれる。 擬態の為か旧型にあった爪が排除された為、パンチやラリアットで攻撃してくる。 警察署に投下されるが、ヘリに残ったものの行方は3で判明する。 なぜか使いもしない弾や救急スプレーを持っており、倒すと一個ずつ入手できる。 ドアの開閉などはできないが、壁をぶち破ってダイナミックこんにちわをしてくる。 ●スーパータイラント 溶鉱炉に落ちたことでリミッターが外れたタイラント。 全裸になったためか素早さが大幅に上がっており、爪での攻撃も凶悪。 距離を離すと突進攻撃を仕掛けてくるため非常に厄介な相手だが、実は攻撃の威力自体は全体的に低下している。 【おまけ要素】 ◎隠し武器 難易度NORMALで条件を満たすとエンディング後に入手できる。 全て次周のプレイ時にアイテムボックス内に配置される。 なお、クリアランクは… プレイ時間の長さ 救急スプレーの使用回数 セーブ回数 隠し武器の使用 で変動するので注意。 使用するとクリア時のランクが下がってしまうので、隠し武器を使って横着はできない。 ●無限ロケットランチャー 本編で入手するものと威力は同じ…つまり雑魚はもれなく一撃、各ボスも数発で沈む。スーパータイラントもエイダを待たず出オチにできる。 条件:プレイ時間2時間30分以内にランクS~Aでエンディングを見る。 ●無限サブマシンガン 本編で入手するものと威力は同じ。 条件:裏編で救急スプレーを使用せずにランクS~Aでエンディングを見る。 ●無限ガトリングガン 地味に隠し専用武器。サブマシンガンの二倍程度の火力がある。 条件:裏編で一度もセーブせずにランクS~Aでエンディングを見る。 入手方法がめんどい割りに、連射武器としてはサブマシンガンと被ってるし、威力としてもロケランで十分なので、趣味以外でこれを使う理由はあまりないかわいそうな子。 ◎アナザーシナリオ 謎解きはなく、敵の群れをかいくぐって特定のエリアを目指すミニゲームである。 どちらも主人公が異なるだけで展開や敵の配置は同じ。 こちらも難易度はNORMAL以上が条件。 ●ハンク編 条件:裏編をSランクでクリア。 移植作品によっては最初からプレイできる。 ●豆腐編 条件:ハンク編を出した状態で表編と裏編のクリア回数が3回ずつになる。 内容はハンクと同じだが装備はナイフだけ、ハーブも減っている。 移植作品によっては最初からプレイできる。 ◎エクストリームバトル デュアルショックVer以降のおまけモード。 難易度NORMAL以上で表→裏とクリアする。 本編で通ったルートを逆走し、対ウイルス爆弾を回収するのが目的。 道中のアイテムと敵はランダムで設定される。 最初は使用可能キャラは二人でLVも1からだが、 クリアしていくと高LVが選択できるようになり使用可能キャラも増える。 (移植作品によっては最初からプレイでき、LV・キャラ共に解放済み。) 【ドラマCD】 バイオハザード2 ドラマアルバム~小さな逃亡者シェリー~ ゲーム本編の後日談。詳細は項目参照。 バイオハザード2 ドラマアルバム~生きていた女スパイ・エイダ~ こちらもゲーム本編の後日談。 のちのプレイヤーキャラと共通点を持つ人物が登場。 【漫画版】 生化危機2 海外で出版されたコミカライズ作品。 大まかな設定はゲーム本編を踏襲しているものの、ストーリーは公式から逸脱した独自の展開で描かれる事が多く、作家の個性が良くも悪くも前面に出ているのが特徴である。 日本では未発売。 【余談】 バイオハザード1.5 本作の発売前、当時のゲーム雑誌などで紹介されていたバージョンの通称。実際に発売された物との差異が非常に多いためこう呼ばれるようになった。 データは完成寸前まで出来上がっていたらしいが、「これを”バイオハザード”としては出せない」と判断されて総ボツになり作り直されたという経緯がある。 ラクーン市警が洋館風でなくオフィスビルのような建物だったり、レオンは最初は私服姿で登場し、警察署で装備を整えると防御力や所持アイテム数が上げられるという設定があったり、女主人公はクレアではなくエルザ・ウォーカーという女性レーサーだったり、ケンドやマービンが生き残って同行キャラになっていたり、シナリオ面ではウィリアム・バーキンがGにならず主人公に味方をする役だったり…と多くの点で違いがある。 ゲームエンジンは「鬼武者」に流用されたと言われている。 現在は残念ながら当時のオマケ映像(*3)などでしか見ることはできない……と思われていたのだが、2019年頃に破棄されたはずのデータが流出し、多数のプレイ動画がインターネット上に投稿されるようになった。 しかも謎のアップデートにより、製作者インタビューでも言われていた60~80%の完成度を体感できるくらいにはプレイ範囲も広がっている。 後付との矛盾点 リザルト画面の背景は主人公たちのその後を描いたものと考えられていたが、3のエピローグファイルでなかったことにされている。 レオンはラクーンシティに警察の鎮圧隊として突入しようとしているイラストだが、レオンは脱出後政府のエージェントとなっており警官に戻ってはいないし、ラクーンシティもミサイルで吹き飛ばされている。 クレアはシェリーとバイク旅をしているイラストだが、脱出してすぐレオンにシェリーを託して別行動をとっている。 また、後付の設定でラクーンシティは米軍によって封鎖されて立ち入りが出来なくなっていた筈なのにどうやって二人がラクーンシティに入れたのか? そして何でラクーンシティの惨劇についての情報が全くなかったのか(*4)? といった疑問が追加されるようになった。 弾無限モード デュアルショックバージョン以降では隠しコマンドで弾数無限にできるが、N64版はそれに加えて隠しコマンドで無敵化できる。 これでいくら噛まれても殴られても死なないぜ!ハンクもエクストリームバトル(*5)もクリアできるぜ! 豆腐編…はN64の無敵コマンドを使えばクリアできるぜ! ……さすがにやりすぎではなかろうか。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 神曲は表のエンディングだと思う -- 名無しさん (2014-02-02 11 14 15) ↑異論はない。(裏版より好き)が、研究所の爆破時にかかるのも神曲だと思う。DGのPVにも使われたんだぜ -- 名無しさん (2014-03-09 04 33 51) ママンはDCだと別人ってくらい変わったな -- 名無しさん (2014-03-09 16 50 52) 1、5は海外で非公式ながらも開発しているみたいだな。 -- 名無しさん (2014-03-09 17 22 47) バイオ2のリメイクを俺は待っているぞ! -- 名無しさん (2014-03-09 20 06 33) 尋問室のリッカーは伝説級だよな。 -- 名無しさん (2016-04-21 22 36 41) ↑そのリッカーは多分、人間だった頃の尋問官だったのかな…(白目) -- 名無しさん (2016-04-22 00 39 59) アネットもGになるという没案があったな -- 名無しさん (2017-03-04 03 56 14) 個人的に一番簡単なバイオだと思う -- 名無しさん (2017-03-04 05 59 53) ↑8 Gとの闘いの曲も名曲だよな!!! -- 名無しさん (2017-03-13 20 58 30) 没主人公のエルザを7の次回作に出してほしい -- 名無しさん (2017-06-01 00 57 18) 設定上そうするしかないとはいえ、前日譚であるドラマCDの「運命のラクーンシティー」はバッドエンドだったな -- 名無しさん (2018-05-31 01 36 25) ついにリメイク情報解禁されたな -- 名無しさん (2018-06-14 08 27 47) ストーリー込みのリメイクらしいから期待したいね。登場人物が多いから(すぐ死ぬけど)その辺の絡みが生き残りの変化も含めて楽しみ。 -- 名無しさん (2018-06-14 12 00 14) リメイクは斬美のバリエーション増えるそうで 婦人警官とか -- 名無しさん (2018-06-14 12 15 32) マービンとの会い方も変わってるみたいだな……マービンの生存ルートないかなぁ -- 名無しさん (2018-06-15 11 29 24) レオンの顔がデビル名倉イっぽくアレンジされてるのは気のせいか? -- 名無しさん (2018-06-15 13 05 07) ↑2分かる、DCでレオンがゾンビマービンに言った、「あんたと働きたかった。」を実現してほしい。 -- 名無しさん (2018-06-25 17 14 31) あのセリフいいよね。アウトブレイクの時も思ったけどマービンって本当に良いキャラだった -- 名無しさん (2018-06-25 20 13 14) 明日リメイク版が発売するけど、1作目と同じようにオリジナル版とリメイク版をそれぞれ個別の項目にした方がいいかな? -- 名無しさん (2019-01-24 14 34 27) 事前情報だけでもそうするのが妥当だろうね。初代リメイク以上にシステムもストーリーも違うから併記したって分かりづらいだけだと思う。後は念の為だけど記事立ては来週以降(2月になってから)だね。 -- 名無しさん (2019-01-24 14 53 25) マービンはこれでホールのロックが解除できると、カードキーをくれたけど、その扉は前日(3)は封鎖されている。封鎖とその解除は誰がしたんだろう? マービンは「封鎖はされていない」と認識していたようだけど。更に言うとOB2では、封鎖も電子ロックもされてなかったけど。 -- 名無しさん (2020-04-26 13 14 45) ハンク編はとうとうクリアできなかったなあ -- 名無しさん (2020-06-10 00 20 45) パートナーとの交代でクラブの鍵は発見されるけど、警察署にあったわけでもないのに、何故「警察署の鍵」として発見するのだろう……? なんであんな所にあるのかも謎だけど。 -- 名無しさん (2020-09-27 17 26 50) 武器デザインが色々奇妙でロケランが対空ミサイルだったりスパークショットは「電極を飛ばすスタンガン」という設定なのに明らかにレールガンを意識した造詣だったりする -- 名無しさん (2020-09-27 18 21 59) レオン編のOPでは1秒未満だが男児ゾンビが登場する -- 名無しさん (2021-06-25 13 25 19) 寺門ジモンが所有してたモデルガンが使われてたエピソード笑った -- 名無しさん (2021-09-09 19 26 01) 消されたはずの1.5のデータがなぜ流出したのか謎 -- 名無しさん (2022-04-16 23 58 13) 2023年がちょうど2の発売から25周年 -- 名無しさん (2023-01-29 02 22 20) 4ぐらいからホラー感が無くなったという意見が多いけど2からその兆候あったな、群れなすゾンビを銃器で倒してくのは1の銃弾がカツカツだった頃とはかなり違う -- 名無しさん (2024-09-03 12 12 20) 名前 コメント